『アリースター誕生』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

ドラマ

なにかをやり遂げたり達成できたときは何であれうれしいもの。

そんな感激した気持ちを英語で表すにはどう言えばよいでしょう。

そこで『アリースター誕生』を紹介します。映画では、ふたつの英語フレーズが学べます。

ひとつは、ネガティブなことばかり言われて落ち込んでいる恋人や仲間を元気づけたり勇気づけたりするときに使える言い回し。

もうひとつは、チャンスをモノにし成功を手にいれたアリーを演じたレディ・ガガによるアカデミー賞受賞時のスピーチからで、夢をめざす強いきもちや感謝をあらわす気持ちをつたえる英語フレーズが学べます。

みじかいながらも名言といえるレディ・ガガのセリフやスピーチはリスニングの練習にもなります。

出典:IMDb

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アリースター誕生 あらすじ

映画『アリー スター誕生』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?
アリー スター誕生の概要:1937年に公開された&#1...

引用:MIHOシネマ

アリースター誕生 映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

A Star Is Born (2018)
Lady Gaga in A Star Is Born (2018)

歌手に夢こがれるものの、まわりの勝手な意見に傷ついたまま自分を表現することにおく病になっているアリー。ゲイバーに集まるドラァグクイーンたちを前にエディット・ピアフの”La Vie En Rose”を歌うことがアリーにとって唯一の表現の場でした。

しかし、ふとした機会に大物カントリーシンガーのジャクソンがアリーの歌声にふれ、たちまちアリーの才能にホレこみます。

ここでの英会話は、ジャクソンがアリーにオリジナル曲を書かないのかと聞くシーン。

ジャクソン:

Could I ask you a personal question?

個人的に聞いていいかい。

アリー:

Okay?

なに。

ジャクソン:

Do you write songs or anything?

曲は書かないのか。

アリー:

I don’t sing my own songs.

自分の歌は歌わないわ。

ジャクソン:

Why?

どうして。

アリー:

I just don’t feel comfortable.

気がのらないからよ。

ジャクソン:

Why wouldn’t you feel comfortable?

どうして気がのらないんだ。

アリー:

Because like almost every single person that I’ve come in contact with in the music industry has told me that my nose is too big and that I won’t make it.

だって音楽業界で会った連中はたいがいがアタシの鼻がカッコ悪いしうまく行きっこないっていうから。

ジャクソン:

That your nose is too big?

鼻がカッコ悪いだって。

アリー:

Yeah.

そうよ。

ジャクソン:

Your nose is beautiful. Are you showing me your nose right now? You don’t have to show it to me. I’ve been looking at it all night.

君の鼻はステキじゃないか。よく見せてくれよ。いや、いいや。もう見えてるし、ずっと見てられるよ。

アリー:

Oh, come on. No, you’re not.

やめてよ。

ジャクソン:

Oh, I’m going to be thinking about your nose for a very long time.

このさき君の鼻のことずっと考えられていそうだ。

アリー:

You’re full of shit.

バカじゃないの。

ジャクソン:

I’m not full of shit.

バカじゃないさ。

アリー:

Yeah, you are.

バカよ。

ジャクソン:

I’m telling you the truth.

ほんとのこと伝えてるんだ。

アリー:

Yeah, you’re full of shit.

そうね。あなたってサイテー。

引用:IMDb

◎英語メモ

to feel comfortable  こころよく思う 
(シーンではdon’tという否定形をつかい「不快だ」という表現をしている) 

in contact with~ ~と接してきた 
(このシーンでは音楽業界との関り)

my nose is too big だれかをコケ下すときに使われるフレーズで、このシーンでは鼻ですが他にも足(big foot)だったり耳(big ears)などを指してそのパーツが大きすぎるからカッコ悪いというニュアンスを出しています。

full of shit  下らないものや事を指すときに使われるスラング。ここでの使われ方はジャクソンがアリーに鼻のことを褒めています。でも、それはアリーにとっては冗談にもならないようなセリフなので「馬鹿にしないでよ。」といった感じで切り返しているわけです。

いつもバカにされている面をホメてもらうと、ヒトは照れながらも嬉しいし少し自信につながったりもします。

アリーはジャクソンにオリジナル曲を聴かせてみます。改めて可能性を感じたジャクソンは聴かせてもらった曲をバンド用にアレンジしてアリーがもっと大きなステージにたてるよう背中を押してくれます。

派手でダンサブルなポップシンガーというイメージが先行しているレディ・ガガですが、歌唱シーンは素晴らしくて心の叫びを聴いているコチラの心にひびく、本格的に歌えるシンガーといえるのではないでしょうか。

アリースター誕生 アカデミー賞受賞したレディ・ガガのスピーチが感動的!

見事アカデミー賞を受賞したときのレディ・ガガのスピーチを見てみましょう (2:14~3:15@YouTube)

スピーチの内容はよくあるあいさつ文かもしれません。しかし、レディ・ガガのスピーチを聞いていると成功までの道のりがとても険しかったようで聞くほどにひき込まれていきます。

All I have to say is this is a hard work.

(受賞できたのは)懸命に頑張ったからこそだと思っています。

I’ve worked hard for a long time and it’s not about, you know, it’s not about winning. But what it’s about is not giving up.

ずっと長いこと頑張ってきました。なんと言ったらいいか、賞がとれたのは諦めなかったからこそだと思います。

If you have a dream, fight for it. And there’s a discipline for a passion.

もし夢があるなら、そこに向かって戦ってください。情熱にはある教えがあります。

And it’s not about how many times you get rejected, or about you fall down or (you’re) beaten up.

つまり、どんなに掛けあってもらえなくとも、失敗したり叩かりしたとしても

It’s about how many times you stand up and brave and you keep on going.

なんども立ち上がって勇敢に前に進むということです。

Thank you.  ありがとう。

Lady Gaga Speech @ Oscar in 2019 

◎英語メモ

a discipline for a passion ふたつの定冠詞がありますが、ここにでてくる “a” は「ひとつ」という意味ではなく広い意味での「情熱」やそれに対する「規律」「教え」を表しています。

レディ・ガガは感激のあまり言葉がつまっているところがありますね。

人間だれしも緊張したり感激したりするとコトバがつまるものですが、ネイティブが話す英語は手前の主語を省いたり”you know“「なんていうかなぁ」といった語彙をフレーズのあいだに挿入して会話のリズムを保つことをよくします。

アリースター誕生 息のながいスタンダード曲となった挿入歌♪

ウィキペディアによると、映画に挿入されたレディ・ガガとブラッドリー・クーパーの歌う『アリースター誕生』は、iTunesの世界チャートランキングで154日ものあいだ一位を独占していたそうで女性シンガーが歌う映画挿入歌としては歴代最高!

加えて、さまざまな音楽祭において33回も受賞、ノミネートをくり返したそうです。

相手役のブラッドリー・クーパーも歌手が本業?というくらい歌のうまさがよく出ています。

レディ・ガガにおいては映画の役そのものが彼女の生き方とマッチングしているからこそ聴くものに歌声が届くのでしょう。

まとめ

映画『アリースター誕生』を通して映画のワンシーンのセリフ、オスカー受賞におけるレディ・ガガの英語スピーチに学ぶ名言を紹介しました。

映画の役柄もそうでしたが、レディ・ガガはデビュー以来ずっとスター街道を走っています。

派手な成功を収め、タレント的なイメージが強調されがちなガガですが、きっと悔しいことも沢山あったのではないでしょうか。

デビュー前のガガ、スターになったガガ、現在のガガと最初から現在までずっと夢を追いつづけて戦ってきたということはスピーチからも伝わってきます。

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