多様性あるチームが魅力!『インターンシップ』映画の名言に学ぶ英語

コメディ

テクノロジーは毎日の暮らしを快適に、そして便利にしてくれる。でも、テクノロジーを使いこなせないと世の中から置いてきぼりになって暮らせなくなるなんてこともあるかも…。

今回は、人と情報をつなげることこそが仕事であるGoogle社に入社を夢みる中年ふたりと20代の秀才たちの多様性あるチームを魅力的に描いた『インターンシップ』を紹介します。

映画のセリフでは、世代間のちがいを表している英語フレーズや名言があり、年齢やスキルの面で大きなハンディがあるチームが団結して何かをなし遂げる姿は現代のアメリカンドリームといえるでしょう。

出典:IMDb

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『インターンシップ』 あらすじ

映画『インターンシップ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?
映画『インターンシップ』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

引用:MIHOシネマ

『インターンシップ』映画の名言に学ぶ英語

すたれていく商品やシゴト

Intânshippu (2013)
John Goodman, Vince Vaughn, and Owen Wilson in The Internship (2013)

ビリーとニックはアナログ腕時計の会社に勤める腕利きの営業マン。専門的な知識やスキルはないけれど持ち前の愛想のよさだったり相手のはなしに調子をあわせるといった長年のセールストークや経験が武器。

ある日、いつもの調子で馴染みお客に時計を売ろうとすると「キミらの会社は倒産しただろ。聞いてないのか。」と言われ自分たちのボスに問いただすとこう切り返されます。

Watches are obsolete and so are the two of you.

(アナログの)腕時計なんて時代遅れだしお前らもそうだ。

引用:IMDb

◎英語メモ

obsolete 廃れた、旧式の ※ obsolete は形容詞であり本来は”item”や”thing”といった時計を指す名詞を修飾している。

so are the two of you ※ これは動詞の倒置といって、”you”より先に “are”がきているのはボスが腕時計なんて時代遅れだと言ったときの”are”を強調するために順番をかえています。 

ここではBe動詞ですが、Doなどもよく倒置として強調されます。

たとえば

I want to eat Susi tonight. わたしは今晩スシが食べたいわ。
So do I. 僕もだよ。

ここでの “do” は “want” を強調しています。

スマートフォンで時間をみるような現代では、会社が倒産しなかったとしても、どっちみち時計など売れないし営業マンもいらないというのがボスの見解でした。

世代間のギャップ

Intânshippu (2013)
Vince Vaughn and Owen Wilson in The Internship (2013)

失業は残念だけど生きていくためには仕事をしないといけない。ニックはマットレスの販売店でいやいやながらも仕事をしていました。

一方、こじんまりと人生を終わりたくないビリーはネットで仕事を探しているうちにGoogleのインターンシップに目をつけます。

インターンシップで成果を認められれば正式に社員になれる!

ビリーは素晴らしい未来がまってるぞとニックを強引に誘ってオンライン面接に挑みます。IT業界にとってビリーとニックは可能性があると見えたのかオンライン面接をパスします。

こうして、ふたりはGoogleの本拠地に乗りこんできます。しかし、まわりは頭の良さそうな若者たちばかりで中年のビリーとニックは違和感たっぷりな感じで目立っていました。

そこにビリーとニックをGoogleのお偉いさんと勘違いしたグラハムが握手を求めてきます。でも、ふたりはインターンだと聞いて仰天して言います。

You’re intern? Shut up. あなたたちもインターン⁉ まさか!

Deal with it. 本当だ

You’re so old though. そんなに年取ってるのにぃ~。

◎英語メモ

「なんでアンタらみたいなオッサンがここにいるんだよ。」と言わんばかりのシーン。20歳近く離れた感じではムリもないかもしれませんね。

このように「冗談だろ!」とか「まさか!」とビックリしたときの英語フレーズがセリフにある”Shut up.”です。

直訳すると「黙れよ」ですが、ここではビリーとニックがGoogleのインターンシップにくる世代ではないという意味で驚きというよりも呆れているというニュアンスになっています。

似たような表現として次のようなフレーズも同じような意味を持っています。

  • You’re kidding. (からかうなよ→ホントかよ)
  • Get out of here. (出てけよ→冗談はよせよ)

英単語になってる日本語

Intânshippu (2013)
Vince Vaughn, Owen Wilson, Tiya Sircar, Josh Brener, Dylan O'Brien, and Tobit Raphael in The Internship (2013)

Googleで働く若きマネージャ、ライルはビリーとニックの個性を買って自分のチームに参加させました。チームとして競争に勝つにはアイデアが必要なのに煮詰まって思考がとまっているとニックが気分転換に街にでようと提案します。

ライルたちはしめ切りに間にあわないと断りますが、ビリーとニックはそんな調子じゃ何も仕上がらないと強引に街のダンスクラブに遊びに行きます。

ビリーとニックが組んだチームの若いメンバーは頭は良いけれど、どこか変わっていて社交性のない若者ばかり。

ネットや本から得た知識は相当なものなのに、現実に経験したことはほとんどなかったりするので実際に生でみるダンスクラブでの体験に女性チームメンバーのネーハは圧倒されているシーン。

Neha: I’ve only read about this stuff, okay? Craigslist casual encounters, Twilight fanfiction, hentai. 

ほんとは本で読んだだけなの。出会い系とか、魔モノが出てくるような同人小説とかヘンタイものとか。

Nick Campbell: What’s hentai? 

ヘンタイってなんだ。

Neha: Japanese comic books where the women get penetrated by octopus tentacles. 

日本の卑猥なマンガに出てくるオンナとタコよ。

引用:IMDb

面白いのは日本語がそのまま英単語になっているところ。

この映画では Hentai ですが他にも日本語がそのままローマ字の英単語になっているものは Geisha(芸者)Sukiyaki(スキヤキ)Tsunami(津波)なども有名ですね。

遠回しだけど愛の言葉を伝える英語

Intânshippu (2013)
Owen Wilson in The Internship (2013)

『インターンシップ』は恋愛コメディでもあり、そのシーンでは遠回しだけど愛の言葉を伝える英語フレーズがあります。

Googleのインターンシップはわからないこと、初めての事ばかり。おまけにジャマもの扱いされて何度もヘコタレそうになるニックとビリー。

しかし、営業で磨いてきた調子のいい話っぷりや面白さが徐々にインターンシップの若者たちの心を開いていきます。

ニックはインターンシップを受けているあいだにキャンパスで講師をしているダナを何とかして食事に誘おうとモーションをかけます。

Nick Campbell: Well, I don’t want to add *not* asking you out to that list, because the credit card is maxed out. 

君を誘わなかったことを後悔したくないんだ

Dana: Okay, so, let me establish, you are in fact asking me out on a date?

つまり、わたしをデートに誘ってるわけ?

Nick Campbell: Yes. And I figure I’m such a mountain of mistakes that going out with me just once this evening will be like packing 10 years of bad experience into, ya know, one night. 

そうさ。オレは失敗だらけの男だから今晩デートすれば10年分のイヤな経験ができるよ

引用:IMDb

◎英語メモ

because the credit card is maxed out 

このフレーズは直訳すると「クレジットカードは一杯だから」になります。

しかし、セリフの前後関係をみるとビリーは毎朝起きると後悔ばかりしていた人生だったと以前デーナに会ったときに話していました。

つまり、「後悔したくないという気持ち」をクレジットカードの買い物枠に例えて「後悔という買い物枠は一杯だ」という遠回しだけど愛の言葉でデートの申し込みをしています。

これに対し、ダナもカタイ表現をつかって応えます。

let me establish 

「あなたの言い方をヒモ解くとこんな感じかな・・・」これも直訳では意味がわからないですよね…。

これは相手の誘いがわかっているのにワザとわからないフリをするため、カタイ表現(この場合は”establish 組み立てる、理解する”)で話をはぐらかそうとしています。 

多様性のあるチームワーク

Intânshippu (2013)
Vince Vaughn, Owen Wilson, Tiya Sircar, Josh Brener, Dylan O'Brien, and Tobit Raphael in The Internship (2013)

チームライルは最初はそれぞれの個性が強すぎてすぐに解散してしまいそうな危うさがありました。中年ふたりと秀才の若者たちでは無理もありません。

しかし、ひとつの事を達成するためにお互いに助けあったり遊んだりしていくうちに他人を認める気持ちも高まり団結力もついていきます。

はじめは特殊な環境になじめなかったみんながそれぞれの良い部分を認めあってひとつの仕事をなし遂げる。

インターンプログラムの責任者チェティのセリフが多様性あるチームとはをうまく説明しています。

夢をみるのは誰でもできることなのかもしれない。しかし、山ほど問題を抱えていたら、あきらめてしまうのが普通なのにチームはその困難をのり越えたという賞賛です。

You have a courage to dream.

君たちには夢をみる勇気がある

In spite of your obvious and astonishing limitations, you never give up on that dream.

明らかに驚くほどのハンディがあるのに、君らはあきらめなかった

引用:The Internship

まとめ

映画『インターンシップ』では、年齢やスキルの面で大きなハンディがあるチームがひとつの仕事をどうなし遂げるかを映画のシーン、セリフ、英語フレーズをとおして紹介しました。

ビリーやニックのように新しい変化についていくのは見るからに大変そうですよね。

しかし、そこには新しいチャンスも待っているということを映画をとおして楽しく学べます。

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