『英国王のスピーチ』セリフに学ぶ英会話 心の叫びを表わすジョージ6世

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心の奥底に言いたいことがあるものの、表現をさまたげる何かのために伝えることができない。位の高い立場にあればなおのこと大変であることは想像がつきます。

『英国王のスピーチ』を通して吃音に悩むジョージ6世と言語療法士との友情の中で聞ける名言。英国紳士ならではの語り口を英会話フレーズとして紹介します。

© Momentum Pictures

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英国王のスピーチ あらすじ

英国王ジョージ6世は幼いころから吃音に悩まされていました。多くの国民が国王のスピーチに耳を傾けるなか、ジョージは話すたびにどもってしまい、スピーチがうまく伝わりません。

事態を案じた妻エリザベス妃は言語協会に薦められたオーストラリア出身の言語療法士ライオネル・ローグのもとを訪ねます。

ローグの治療法に当初はかんしゃくを起こして受け入れようとしなかったジョージですが、スピーチの特訓を続けているうちに心を開くようになってきます。

ジョージには兄エドワード8世がいましたが、エドワードは離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリスとの生活に夢中で次期英国王であるにもかかわらず王としての役目に向き合おうとしませんでした。

ローグとジョージは信頼関係を築き上げつつあるなか、兄の事や王位について話をしたときにライオネルから「あなたこそが王位を継ぐにふさわしい素養をもっている。」と言われ「平民ごときに言われたくない。」と怒って2人は決別してしまう。

1936年に父である王が亡くなり、王位を継いだ兄エドワードもウォリスと結婚してしまい王位をジョージに丸投げするような形で王位を放り出してしまいました。

王位を継承したジョージはその重圧もあり吃音の症状が再発し、閣僚たちの前でスピーチに失敗。ジョージは友人であり頼れる人物はライオネル・ローグだけだと思い、ライオネルの家に赴き謝罪したうえでスピーチの特訓を再開させます。

その頃、ヨーロッパではヒトラー率いるナチスドイツがその勢力を拡大し、ついにイギリスはドイツとの戦いを決意します。

開戦を控えたイギリスでは国中の国民が王のスピーチを拠り所にしようとみなが心待ちにしていました。イギリス全土に向けてスピーチをするジョージ、それを支えるライオネル。

ジョージ王のスピーチは果たしてどのような結末を迎えるのだろうか…。

英国王のスピーチ(字幕版) – Trailer

慣用句 be+not+one’s suit 「~が得意ではない」

ライオネル:

Do you know any jokes?

何かジョーク言えるかね。

ジョージ6世:

Timing isn’t my strong suit.

その類は得意ではない。

英国らしいジョークに近い皮肉めいた英語表現

ローグ:

Please don’t smoke. I believe sucking cigarette smoke into your lungs will kill you.

たばこは吸わないでください。喫煙は灰を痛めつけますよ。

ジョージ6世:

 I need to relax. My physicians say it relaxes the throat.

リラックスしたいんだ。主治医がたばこは喉を落ち着かせると言っていた。

ローグ:

They’re idiots.

かれらは間抜けですね。

ジョージ6世:

They’ve all been knighted.

栄誉賞合をもらっているんだぞ。

ローグ:

 Makes it official then.

それはまさに正式にマヌケだってことです。

心の叫びを吐露するシーン、ライオネル・ローグとジョージ6世との信頼関係がよく表れているシーン

ジョージ6世: 

Listen to Me! Listen to Me!

わたしの話を聞け!聞けと言ってるんだ!

ローグ:

Why would I waste my time listening to you?

なんで時間をつぶしてまでしてあなたの話を聞かなきゃいけないんだ?

ジョージ6世: 

because I have a voice!

わたしには「ヴォイス」があるからだ!

ローグ:

 Yes you do.

その通りです。

王位に就くプレッシャーに打ち負かされそうになる気持ちと本心ではローグを必要としている気持ちから怒鳴り散らしてしまうジョージ6世の気持ちが実によく描かれています。

このローグの一言が閉ざしていたジョージの心の扉を開かせてくれます。

まとめ

心に傷を負ったまま、自分をうまく言い表せられない、心を閉ざしてしまっていることをよく理解してくれる友人がいるというのは大切な財産になるのではないでしょうか。

映画『英国王のスピーチ』では、シンプルな英語も状況によって凄く心に響くものがあるという英会話フレーズを紹介しました。

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