実話が元ネタ!『バンクジョブ』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

walki-talki ドラマ

この世に生まれてきたからには何か大きなことをなし遂げたい・・・「人生は一度きり!」そんな気持ちを英語でどう言えばいいだろう⁈ 

英語を効率的に学びたいとき、5分~15分でも毎日英語学習を継続していくことで英語力は確実に伸びていきます。また、映画やドラマにでてくるセリフは日常英会話で使えるフレーズがたくさんあるのでおススメです。

具体的には自分が好きなシーン、興味があった言いまわし(音)、自分でも言ってみたいセリフなど短くともそこだけは暗記して言えるフレーズを増やしていくという感じです。

映画『バンクジョブ』では、セリフに出てくる「Once-In-A-Lifetime 人生は一度きり」というフレーズを紹介・解説します。『バンクジョブ』は実話が元になっていて英国で実際に起きたという銀行強盗がストーリーの基本になっています。

また、映画の舞台はロンドンが大半を占めています。登場人物たちもイギリス人がほとんどなのでブリティッシュ・アクセントはどんな感じで話されているのだろう。そう思っているひとにも参考になります。

『バンクジョブ』あらすじ

1971年イギリス治安情報機関MI-5のティムはある任務を命令される。

それはイギリス王室マーガレット王女のスキャンダル写真をネタに 公民権運動家 と称して悪事をくり返すマイケルXを逮捕することだった。

ティムは麻薬の密輸容疑で捕まり助けを求めてきた知人マルティーヌに助ける代わりにロンドンのロイズ銀行にある貸金庫の中身を盗み出す話を持ちかける。

ティムの目的は貸金庫に保管されているマーガレット王女のスキャンダル写真を回収することであった。

かくして、マルティーヌはかつての仲間テリーに「人生一度きりのチャンスよ!」とそそのかし銀行強盗を計画・実行する。

計画は成功。 貸金庫の中身というのは被害者が公にしにくい、被害届も出しにくいから逃げ切れるぞと成功を喜ぶマルティーヌやテリーたち。

しかし、実際に表に出せない資産が多かったことが仇になり、強盗を実行したテリーたちは政府の役人、警察、闇の住人たちに貸金庫から盗まれた資産を巡って執拗に追いかけられる。

銀行強盗で手に入れたモノから思わぬ王室スキャンダルを知ってしまったメンバーたち。果たして、迫りくる追っ手からテリーたちは無事に逃げ切ることはできるだろうか?!

『バンクジョブ』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

Once-In-A-Life-Time

The Bank Job (2008)
Saffron Burrows, Jason Statham, Daniel Mays, and Stephen Campbell Moore in The Bank Job (2008)

久しぶりに再会したマルティーヌとテリー。雑談でもして終わりかと思ったテリーにマルティーヌは銀行強盗の話を持ちかけてきました。

「昔から何かデカい事をやりたかったでしょ!」人生における大仕事よ!

マルティーヌはテリーをそそのかします。

It’s a once-in-a-life-time opportunity, Terry.

こんなチャンス2度とないわよ、テリー。

◎英語メモ:

once-in-a-lifetimeとは、人生の中で一度きり!という意味。

例文:

It was a once-in-a-life-time opportunity to study in America.
アメリカで勉強できるなんて2度とないチャンスだよ。

なぜハイフンがついているか説明すると、2つ以上の単語を使って名詞をつくると単語が長々と並んでいるだけでは意味不明なときがあります。そのため意味をハッキリさせるためハイフン(-)で語と語を連結して複合語をつくるのです。

ハイフンで繋げた複合名詞

ハイフンを使った例 意味
take-off 離陸
sister- in-law 義理の姉(妹)
T-shirt Tシャツ

 

Pass Up

The Bank Job (2008)
Saffron Burrows in The Bank Job (2008)

once-in-a-life-time につづけて出てくるセリフがあります。このフレーズも日常英会話で話されることが多いのでセットで覚えておくとよいでしょう。

We can’t pass it up.

これを逃す手はないわ。

◎英語メモ

pass up (何々を)捨てる、断わる

例文:

Bob asked me to go out for party tomorrow.
ボブが明日のパーティーに誘ってくれたの。

Wow! You should not pass up then.
すごいじゃない!それなら絶対に行かなきゃ!

まとめ

『バンクジョブ』では、映画のセリフから「once-in-a-life-time 人生は一度きり」を紹介・解説しました。映画は実話が元ネタになっていたとは驚きです。

英語フレーズは覚えても使わないと定着しないものですが、映画やドラマのセリフをとおして覚えると「あっ、むかし観た映画のあのシーンと状況が似ている」とフレーズそのものの理解を深めるきっかけのひとつになります。

基礎的な文法や文章の組み立ても並行して学ばないと使える英語をじぶんのモノにするという具合には行きませんが 英語フレーズのストックを増やすことで、英会話を実践する助けになることは間違いありません。

ぜひとも映画をチェックして英語学習にも役立ててください。