仕事であれ、家庭であれ、なにか危機が迫ってくる中で善処しているのにあれこれと悲観的なことを言われるとテンションが下がるなんていうことありませんか。
「だったらどうしろって言うんだ!」というのがぴったりな気持ちかと思います。
本記事では、映画『ジョーズ』を通してイラついたその気持ちを英語で表現するのにぴったりなフレーズを紹介します。
ちなみに、その英語フレーズとは。
You got any better suggestion?! ほかにいい案でもあるってのか?
では、あらすじから見てみましょう。
映画『ジョーズ』あらすじ
アメリカ東海岸にあるアミティ島。夏の海開きを控えて町は活気づこうとしていた矢先でした。
しかし、海辺で見るも無残な姿の若い女性が発見され、死因はサメによる襲撃とわかります。観光地であるアミティー島にとってサマーシーズンは稼ぎ時だけに衝撃を受けます。
島に赴任してきたばかりの警察署長ブロディ(ロイ・シャイダー)は事態を重く捉え、海洋学者フーパー(リチャード・ドレイフェス)、漁師でサメ狩りの専門家クイント(ロバート・ショー)とともに巨大なホオジロザメとの死闘をくり広げていく。
巨大ホオジロザメとの死闘
サメとクイント船長の駆け引き
サメ退治に出航した3人はサメを誘き出そうと撒き餌をまき始めます。
長年にわたってサメと死闘を続けてきたクイント船長は現代的な道具を船に持ち込んだりサメを捕獲するときに合理的な考え方をしたりする学者のフーパーとは最初から馬があいません。
一方、縄の使い方をクイントに教えてもらいながら何度も練習するブロディ署長。なかなか獲物が現れないと思いきやクイントはかすかに動く釣り糸に気づきます。
エサにかかった『何か』を釣り上げようと踏ん張るクイント。
しかし、クイントはこの『何か』が巨大で手ごわい相手だと察知します。
引用:IMDb
I don’t know, Chief, if he’s very smart or very dumb.
おい署長。こいつは凄く賢いか相当マヌケかのどっちかだな。
結局、釣り糸は噛み切られてしまい獲物は逃がしてしまいました。フーパーはなにかに引っかかったかなにかで大したことないと言い放ちます。しかし、クイントはこのとき事態はかなり深刻だと確信していました。
巨大ホオジロザメ現る!You’re Gonna Need a Bigger Boat…
ピアノ線で出来た釣り糸を噛み切ってしまうほどの相手とは何者だろうか?
正体が分からいままにふたたび撒き餌をまいていたブロディ署長。
クイントにこき使われてブツブツと文句を言いながら撒き餌をしていると目の前に突然と巨大ホオジロザメが現われててブロディは仰天します。
You’re gonna need a bigger boat….
この船じゃ小さすぎる…
その圧倒的なサメの大きさにこのボートでは小さすぎると恐れおののくブロディー。
正体を現わしたサメはその巨大な姿を見せつけるように船を横切っていきます。
差し迫った時に使える英会話フレーズ You Got Any Better Suggestions?
3人は何とかサメを仕留めようとしますが、相手は恐ろしく手ごわく、次第にサメに攻撃を受けた船が使いものにならなくなっていきます。
また、サメ退治に対するクイント船長のプライドや面子も足かせとなって万策尽きてしまいます。
頼みの綱はフーパーが持ち込んだケージで海の中からサメに毒針を刺すという方法しか残されていませんでした。
こんなケージで何が出来るっていうんだ。と、悲観的なブロディ署長。
するとフーパーが言い返します。
You got any better suggestions?!
他に何か(方法が)あるって言うのか?!
まさに差し迫った危機に直面したときの心情を強烈に表していますね。
しかし、この作戦もサメの奇襲に遭い失敗、クイント船長も最後にはサメに襲われ…。
沈みかけた船に最後に残ったのはブロディ署長のみ。
エンディングでブロディ署長は追いつめられイチかバチかの行動をとります。果たしてサメと対決するブロディ署長に幸運はめぐってくるのか。
まとめ
映画『ジョーズ』のような巨大サメに追いかけられるなど現実には考えづらいですね。
けど、何か差し迫ってくることがあって乗り超えないと大変なことになるというときに他人事のようなことを言われたら当事者としてはフーパーと同じ気持ちになるのではないでしょうか。
You got any better suggestions?!
ぜひ映画を観てこのフレーズを覚えてください。
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