『ポセイドンアドベンチャー』神父と子供のセリフに学ぶ英話 No Sweat!

豪華客船 パニック・ホラー

映画で英語を学ぶメリットはネイティブのはなす生きた英語が学べるところです。

とりわけつぎの2点は大切なパート

  • 発音のやり方や話すときの間合い(リズム)のとりかた
  • アクセントの強弱だったり言葉のもつ意味やニュアンス

映画のストーリーを追いながら英語学習すると、気になったシーンだったり好きなシーンで役者がつかう感情の入れ具合、表情、アクションから英語が記憶に残りやすい。つまり、英語の基礎学習に加えて目と耳をつかって知識を増やしていけるわけです。

内心は慌てているけれど少し強がって

「そんなの大したことない」、「余裕だよ」という気持ちを伝えるにはどんな英語を話せば通じるでしょうか?!

今回は、そんな疑問に答えるべく映画『ポセイドンアドベンチャー』で聞ける2語  

no sweat

を紹介します。

Production Companies: Twentieth Century Fox
出典:IMDb

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『ポセイドンアドベンチャー』 あらすじ

映画『ポセイドン・アドベンチャー(1972)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?
ポセイドン・アドベンチャー(1972)の概要:1972年&#2084...

引用:MIHOシネマ

『ポセイドンアドベンチャー』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

神父と子供のかわすセリフ No Sweat

Poseidon Adventure: Authority vs. Reason

牧師は助かるためには船底をめざして上に登っていくべきだと唱えます。まずは船内に倒れていたクリスマスツリーをハシゴがわりに立てて船底をめざして登っていきます。

最初に登るのは好奇心旺盛なロビン少年。スコット牧師はロビンに言います。

02:36@YouTube

Climb up inside as far as you can go.

(クリスマスツリー骨組みを指して)奥に入ったらできるだけ上に登っていくんだ。
Then come out and Mr. Acres will give you a hand, okay?

登り切ったらエイカーズさんが手を貸してくれるから、いいね。


No sweat.

(心配ないよ)まかせて。

解説:

no sweat 

汗も出ないくらい簡単という具合で「心配ない」、「問題ない」という意味で使われます。

本当は汗タラ~という気持ちもあるけど、そこはハッタリで「(問題ないよ)任せて」といったニュアンスを伝えるときに使える2語です。

映画のシーンでも事態は一大事ながら牧師の言うことを聞いて(ちょっと心配だけど)さっそうと登っていくロビン少年の姿が勇ましく見えます。

例文:

I can read and play the bass at the first sight, no sweat. 

わたしなら初見でベース弾けますよ…。(内心はヒヤヒヤ)

No sweet without sweat.棚から牡丹餅はないね…。(甘いものが欲しかったら汗をかいて手に入れないと)ことわざ。

神への祈りと怒り Then Take Me!

Poseidon Adobenchâ (1972)
Gene Hackman in The Poseidon Adventure (1972)

スコット神父の考える信仰心とは

「神はお忙しい、よって待っているだけの者を救っている時間などない。」

「神に救われるものは行動し努力した者だ。」

とまるで人間界にある師弟関係のような信仰心をもっていた。

当然、スコット神父についていくもの反発するものとふたてに別れるのですが、船から脱出をするあいだにひとり、またひとりと犠牲者がでます。

映画のハイライトシーンでは、スコット神父が自らの命をかけてまで神に問うシーンがあります。

脱出までいよいよ最後のトビラを通過しようとするが、船が爆発を起こした勢いで熱風がトビラをふさいでしまいます。熱風を止めるにはバルブを閉めるしかないが、バルブの下は炎に満ちた水溜りがあり…。

スコット神父についてきた乗客たちは助かるわけないと諦めた表情を隠そうとしません。

するとスコット神父は熱風が吹きかかるバルブに飛びつきバルブをゆっくり回しながら言います。

Reverend Frank Scott: What more do you want of us? We’ve come all this way, no thanks to you. We did it on our own, no help from you.

あとどれくらい犠牲者を出せば気がすむのですか? われわれはアナタ(神)に助けを乞うことなくここまでやってきた アナタの助けなしにここまでやってこれたのです

Reverend Frank Scott: We did ask you to fight for us but damn it, don’t fight against us! Leave us alone! How many more sacrifices? How much more blood?

わたしたちがなし遂げられるようにお願いしたのです わたしたちに仕打ちをしろとはいっていません ほっといてください! あとどれほどの犠牲が必要だと言うのですか あとどれほどの血が流れたらよいのですか

Reverend Frank Scott: How many more lives?

あとどれほどの犠牲がいるのですか

Reverend Frank Scott: Belle wasn’t enough. Acres wasn’t. Now this girl! You want another life? Then take me!

ベルばかりかエーカーでも足しないのですか こんどはこの女性まで! 神よ、まだ犠牲がいるというのならワタシを連れていくがいい

Reverend Frank Scott: You can make it. Keep going. Rogo! Get them through.

みんな、これで大丈夫だ 前に進むんだ ロゴ!頼んだぞ
【そう言いおわると、スコット神父は力尽きて炎で煮えたぎる水槽へと落ちていった】

引用:IMDb

まとめ

『ポセイドンアドベンチャー』から映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズを紹介しました。

映画は緊張感と感動があじわえる素晴らしい作品になっています。ぜひチェックして、また英語学習にも役立たせてみてください。

日常英会話では、 no sweat とおなじ意味をあわらす2語として no problemがありますが no sweat のほうがよりハッタリが効いたニュアンスが出せます。

少し虚勢を張りたいときはぜひ “no sweat”を使ってみてください。

Poseidon Adobenchâ (1972)
Ernest Borgnine, Red Buttons, Jack Albertson, Carol Lynley, Maurice Marsac, and George Sawaya in The Poseidon Adventure (1972)

余談ですが『ポセイドンアドベンチャー』が初めてテレビで放送された時は映画が始まる前に番組でプレゼント応募があったのを覚えています。

応募内容は「生存者は何名?」

当選者にはポセイドン号の模型が当たるという懸賞でした。

あの懸賞に当たった人は今もポセイドン号を持っているのだろうか?

些細な事ですがちょっと気になってしまいました(^^)