英語学習のやり方がわかる!『ターミナル』セリフや名言に学ぶ英語

コメディ

初めて訪れた国でトラブルに出くわしたとき、おなじ言葉を話せる人が周りにいない!

自分がそうなったら心細いですよね…。

そんなとき自分に出来ることは何だろう?言葉の壁を乗りきるにはどうしたらよいか?

今回紹介する『ターミナル』の主人公ビクターは、そんな疑問に答えてくれるぴったりな映画です。

英語がほとんどわからなくとも、自分が考えられる限りのことを実践してコミュニケーションが出来るようになっていくビクターは将来留学を考えているヒトや英会話がうまくなりたいと願うひとに役立つおすすめの映画です。

出典:IMDb

Advertisement

ターミナル あらすじ

「ターミナル」あらすじとネタバレ感想。動画フルを無料視聴できる配信は?
ターミナルの概要:トム・ハンクス主演で、...

引用:MIHOシネマ

英語学習のやり方がわかる!『ターミナル』セリフや名言に学ぶ英語

トム・ハンクスが演じるビクターと一緒に英語学習のプロセスが学ぼう!

アメリカに入ることも国に帰ることも出来なくなり空港で途方に暮れるビクター。おまけに英語がほとんど話せないこともあって自分の気持ちをうまく伝えられない。

ビクターは、唯一動き回ることを許可された空港のなかで英語を覚えていきます。

事態はとても大変ですが、ビクターにとって英語学習の環境が整っているようにも見えます。

なぜかというと

  • 時間・・・内戦が落ちつくまでビクターが違法行為でもしない限り空港に滞在できるから時間はタップリある
  • 英語漬けになれる・・・入国できないとはいえアメリカの空港内なのでネイティブの英語が毎日聞ける
  • 性格・・・ビクターは困り果てながらもユーモアのセンスがあって前向き(すぐれた大工でもある)

では、英語でコミュニケーションをとるためにビクターが行った手段を見てみましょう。

母国語と英語が書いてある本を手にいれる

The Terminal (2004)
Tom Hanks in The Terminal (2004)

ビクターは空港内にあるテレビニュースでなにが自分の国で起きているのか映像から知ることになります。しかし、具体的なことは英語のテロップが流れるだけなので理解できません。

そこでビクターは空港内にある本屋で英語の勉強をしはじめます。

やり方はシンプルで母国クラコウジアの言葉と英語が載っているガイドブックを手にいれて、2か国語を見比べながら英単語を覚えていきます。

自分の国の言葉ならわかるので、それを英語でどう言うか単語を拾っていく感じですね。

相手の言っていることをマネてくり返す

The Terminal (2004)
Tom Hanks, Diego Luna, Chi McBride, and Kumar Pallana in The Terminal (2004)

映画を観ていると、ビクターは相手の話していることをくり返しているシーンがよく出てきます。

お互いに話していることをくり返すことで英語の発音や意味を確認する手助けになっています。そうこうしながら自分の気持ちにぴったりなボキャブラリー(英単語や英語フレーズ)を増やしていますね。

例として、空港で機内食を配送する仕事をしているエンリケとビクターの英会話を見てみましょう。

エンリケ:

Okay, try to repeat exactly what she said.

オーケー、彼女が言った通りくり返してみて。

ビクター:

He chit, she catch him so…

彼はチット、彼女は彼を捕まえた、だから・・・

エンリケ:

Oh! He cheats!

そうか!カレは浮気したってことだ!

引用:IMDb

エンリケはビクターに食事を差しだす代わりに自分が好意をもっている入国管理局員ドロレスの情報を教えてくれるよう頼みます。

やはり、自分にとって一番重要なことは何としても手にいれたい!そんなワケで、エンリケはビクターのカタコト英語を一生懸命理解しようとします(^^♪

ユーモアのセンスがある言い回し 50-50

The Terminal (2004)
Tom Hanks and Zoe Saldana in The Terminal (2004)

ユーモアのセンスのある人と言うのは英語が出来るできないに関わらず人を楽しませるスキルがあるようです。『ターミナル』にはそんなシーンも描かれています。

入国管理局のドロレスはビクターが毎日のように入国ビザの申請書をもってくるので迷惑そうにビクターに質問します。ところが、ビクターの返事にドロレスは脱力したのか思わず笑ってしまいます。

ドロレス:

Let me ask you something, Mr. Navorski.  

ちょっと聞いていいですか、ナヴァロスキーさん

Why do you wait here two hours every day when I’ve told you there’s nothing I can do for you – that your new visa will not arrive until your country is recognized by the United States?

なぜあなたは毎日2時間こうして待っているの? わたしにはどうすることも出来ないと言っているのに。新しいビザはあなたの国がアメリカ合衆国に認められるまで発効されませんよ。

ビクター:

You… you have two stamp. One red, one green.

あなた…あなたはふたつのスタンプをもってる。ひとつは赤、もうひとつは緑。

ドロレス:

So? だから?

ビクター:

So, I have chance go New York, 50-50.

だから、ボクには50-50のチャンスがある。

ドロレス:

Yes, that’s a beautiful way to look at it. But America doesn’t work that way.

(笑いながら)そうね、そんな風に見れるのってステキだわ。でも、アメリカではそうはいかないのよ。

引用:IMDb

英語は完ぺきでなくとも、他人を和ませてくれるキャラクターがあるヒトは英語が上達するのも速そうですね。

デートの誘いもカタコト英語で! An Eat To Bite?

The Terminal (2004)
Tom Hanks and Catherine Zeta-Jones in The Terminal (2004)

ビクターは空港でアメリアという女性に好意をもちます。そこで食事に誘ってみようとアメリアに声をかけます。このときのビクターの英語はところどころ間違っています。しかし、その意味はしっかりと伝わっています。

ビクターみたいな調子で間違っていても英語をどんどん使うシーンは「英語学習はこうやってやるんだ」と、手本を示してくれているようです。

ビクター:

Amelia, would you like an eat to bite?

アメリア、(噛むたべもの)好きですか?

食事でもどう?

引用:IMDb

◎英語メモ

相手を食事に誘う場合、正しくは↓のように言うとよいです。

Would you like to go to eat?

もしくは

Would you like to get something to eat?

心で通じあえる英語フレーズ Story Of My Life

The Terminal (2004)
Catherine Zeta-Jones in The Terminal (2004)

お互い言いたいことの大筋は同じでも会話としては微妙にかみ合っていないシーンがあります。

空港でビクターが知り合った美人キャビン・アテンダント(英語ではフライト・アテンダントという)のアメリアはいつも男で失敗するとボヤいています。

そして、それを聞いたビクターはいつまでも空港にいる自分のことをボヤいています。

アメリア:

I have to go.

行かないといけないわ。

ビクター:

I have to stay.

いないといけないんだ。

アメリア:

Story of my life. 

いつもこうなのよ。

ビクター:

Me too.

ボクもさ。

引用:IMDb

◎英語メモ

Story of my life. いつもこうなのよ。

過去になにかツイてない事が起きたことを嘆くときに使われる慣用句。映画では、アメリアがいつも男運が悪いことを自虐的にボヤいています。

一方、ビクターが”Me too.”と言うのは自分もいつまでも空港に閉じ込められていることをボヤいているのです。

お互いの言いたいことが微妙にかみ合っていません。しかし、“Story of my life.”というフレーズで心が通じ合っているところがこのシーンの面白いところであります。

別々の事情がありながらも共通の気持ちを表すとき使える英語フレーズです。

まとめ

『ターミナル』をとおして、英語が話せなかった主人公ビクターがいかにして英語を覚えたかを紹介しました。

また、映画に出てくるユーモアのセンスが感じられるシーン、食事に誘う英語フレーズ、会話の内容は微妙にかみ合ってないながらも心では通じ合っているときに使えるフレーズなどもあわせて紹介しています。

ビクターが英語を話せるようになっていく様は、どう英語を勉強していけばよいのかお手本になるのではないでしょうか。

将来留学を考えていたり、英語を学びたいと思っている方におすすめな映画です。まだ観たことのない方はぜひ一度観てください。