『ゴーストバスターズ』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

ghost figures コメディ

楽しみながら英語を学ぶひとつに映画をつかった英語学習があります。

今回は、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』も公開され今でも人気作品である映画『ゴーストバスターズ』から映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズを紹介します。

本記事でわかることは、日常英会話に役立つフレーズ、仕事で落ちこんだときに役立つ考え方、愛の告白の仕方がわかるセリフそして映画で学ぶ英語のメリット3点です。

ghost busters movie poster

出典:IMDb

『ゴーストバスターズ』あらすじ

映画『ゴーストバスターズ(1984)』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『ゴーストバスターズ(1984)』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

引用:MIHOシネマ

『ゴーストバスターズ』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズ

Ghostbusters (1984)
Dan Aykroyd and Ernie Hudson in Ghostbusters (1984)

Everything Happens For A Reason

Ghostbusters (1984)
Bill Murray in Ghostbusters (1984)

大学から研究費と施設をつかわせてもらっていた3人の科学者スタンツ、スペングラー、ベンクマンは学生には人気だったが大学からは役立たずのレッテルを貼られ追い出されてしまう。

落ちこむスタンツをよそにベンクマンは自立するチャンスとばかりに持論を持ちだすのだった。

たしかに落ちこんでもなにか好転するわけもなく、じぶんに都合よく考えるほうが困難に立ち向かえる体質になることは間違いないと言えるでしょう。

Dr. Peter Venkman: For whatever reasons, Ray – call it fate, call it luck, call it karma… I believe that everything happens for a reason. I believe that we were destined to get thrown out of this dump.

こうなった訳は 運命のめぐりあわせか 食い合わせか 何ごとにも理由がある 

このヘボ大学から追放される運命なのだ 

Dr. Raymond Stantz: For what purpose? 

なぜ?

Dr. Peter Venkman: To go into business for ourselves.

俺たちで商売を始めるためだ

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

for whatever reasons どんな理由にせよ
be destined to 定められて
get thrown out of ~からほうり出されて
dump  ゴミ捨て場

Ready to Believe

Ghostbusters (1984)
Dan Aykroyd, Bill Murray, and Harold Ramis in Ghostbusters (1984)

大学から追い出されたスタンツ、スペングラー、ベンクマンの3人は『ゴーストバスターズ』を事業化してビジネスを始めるのでした。

事業をやるからには世間に知ってもらうための宣伝が必要ですね。

そこで、ゴーストバスターズの面々はテレビコマーシャルを打ってでます。

宣伝の決めゼリフが面白い。

Dr. Raymond StantzDr. Egon SpenglerDr. Peter Venkman:

We’re ready to believe you.

いかなる話も信じます

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

be ready to 「~の用意ができている」

世間ではバカバカしいと思われていることにも寄りそって話を聞きますよというメッセージが込められている。

What A Crime!

Ghostbusters (1984)
Sigourney Weaver in Ghostbusters (1984)

ベンクマンはディナの部屋で起きたおかしな現象を調べようと話をするけど、かえって怪しまれるばかり。

なにも起きていないベッドルームをチェックしたときのセリフは口説きの文句ともとれるような言いまわしがあります。

Dana Barrett: That’s the bedroom, but nothing ever happened in there.

そこは寝室よ 関係ないわ

Dr. Peter Venkman: What a crime!

残念だな

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

ディナに気があるベンクマンは彼女から寝室ではなにも起きてないと聞いて

「キミほどの女性がベッドルームで何もないなんて罪だね。」

とセクハラのようでいて遠巻きの告白になっています。

Madly In Love With You

Ghostbusters (1984)
Bill Murray and Sigourney Weaver in Ghostbusters (1984)

好きな人に告白するとき一番わかりやすいストレートな言いかた。

「ダメでもともと」という覚悟があるからこそ言えるセリフではないでしょうか。

字幕の「(君のことが好きで)ガマンできない」はピッタリな訳と言える。

Dr. Peter Venkman: I’m gonna go for broke. I am madly in love with you.

ガマンできない 愛してる

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

go for broke (すて身の気持ちをあらわす意味で)いちかばちかやってみる
madly 気が狂うほどに
be in love with ~のことが好き

We Came We Saw We Kicked Its Ass!

Ghostbusters (1984)
Dan Aykroyd, Bill Murray, and Harold Ramis in Ghostbusters (1984)

ホテルの依頼でゴーストを退治にきたゴーストバスターズ。

初のゴースト退治でホテルをメチャメチャにしながらも、どうにかゴーストを捕まえます。

心配するホテルマネージャーたちの前でベンクマン博士が言い放ったセリフがコレ↓

Dr. Peter Venkman: We came, we saw, we kicked its ass!

来て 見て 退治した

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

セリフは紀元前47年に起きたゼラの戦いで共和政ローマの将軍カエサルが言った「来た 見た 勝った」をアレンジしたもの。

ベンクマン博士役のビル・マーレイは、有名な言いまわしや歌詞をつかって場を盛りあげるのが上手な役者さんです。

アメリカのセレブが集まるゴルフ大会に出演していたビル・マーレイは当時ヒットしていたシェリル・クロウの “All I Wanna Do” の一節を歌いだしてギャラリーを沸かせていました。

Dropping Off Or Picking Up?

Ghostbusters (1984)
Annie Potts and John De Bello in Ghostbusters (1984)

魔物に憑りつかれたルイスは警察に保護されたけれど刑務所からも門前払いされてしまう。

こまった警察はゴーストバスターズにルイスを引きとってほしいと申し入れます。

このとき秘書のジャニーンが言うセリフはアメリカではとてもよく使う言いまわしです。

ぜひ覚えましょう。

Janine Melnitz: Dropping off or picking up?

届け人? それとも逮捕?

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

dropping off モノを出されたときの窓口
『ゴーストバスターズ』では、警察が**を引きとってほしいと申し入れるシーン。

最近は日本でもよく見かける光景になってきましたが、病院で医者からクスリの処方箋をもらうと病院ではなく薬局に行きますよね。

pick up 頼んだモノをもらいに行くときの窓口

セリフの訳が「逮捕?」となっているのは、ゴーストバスターズの誰かがヘマでもして
捕まったのかと冷めた言いかたをしているニュアンスをくみ取って意訳されている。

It Just Popped In There

Ghostbusters (1984)
Billy Bryan in Ghostbusters (1984)

この世を破壊するゴーザがゴーストバスターズの思い浮かんだものに化けて登場するシーン。

ゴーストバスターズたちは何も考えないようにしますが、スタンツだけ誰にも害をあたえないものを創造してしまいます。

つぎのセリフは、何かをひらめいたときに使える英語フレーズがあります。

Dr. Raymond Stantz: I couldn’t help it. It just popped in there.

やっちゃった 頭に浮かんだ

引用:IMDb, Amazon Prime

◎英語メモ

can not help ~ 「~する他なかった」
pop in  「ひらめく」「思いつく」

映画で英語を学ぶメリット3点

映画で英語を学ぶメリットとして

  • ネイティブが実際にどう英語を話しているのかわかる
  • セリフや名言を通して英語の意味が定着しやすい
  • リスニングを鍛えるのに適している

この3点が大きいです。

「どこどこのシーンに出てきたあのセリフ、なんて言ってたんだろう?」といった疑問を調べていく内に英語に馴れ親しんでいくという具合に楽しみながら英語が学べるという点も見逃せません。

英語をもっと勉強したい、もっと聞きとれるようになりたい、話せるようになりたいという気持ちが強くなってきたらスクールで磨きをかけるというのも手です。

映画の話をしながら実際に英語をつかって聞いたり話したりすることは単に英語を勉強しただけでは得られない上達を感じることでしょう。

いまは無料体験のできる英会話スクールがあるので、どんな感じで勉強できるのか体験してみるのもありです。

レアジョブ英会話

『ゴーストバスターズ』まとめ

映画『ゴーストバスターズ』からセリフや名言に学ぶ英語フレーズを紹介しました。

30年以上むかしの映画なので最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』に比べると映像の面でショボくみえるところもあるかもしれません。

けれど、ビル・マーレイの真顔でかたるジョークや会話のやりとりはいまでも十分面白い!

『ゴーストバスターズ』は映画だけでなくテーマソングも大ヒットになり、映画を観たことがないひとでも音楽は知ってるというひとも沢山いるはずです。

オリジナル動画はコチラ→レイ・パーカー・ジュニア『ゴーストバスターズ』

コミカルな会話のやりとりは英語学習にも役立ちます。

ぜひ、映画をチェックしてみてください。