『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』名言に学ぶ英語フレーズ

コメディ

自分が情熱をもって取り組んでいる仕事に人が喜んでくれると嬉しいものですよね。

今回は、映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を紹介します。

コメディと人間味あるドラマが楽しめて↓のような方におススメです。

  • 仕事で煮詰まったとき元気づけてくれる映画が観たい
  • 家族で楽しく観れる映画が好き
  • おいしい料理の作り方を覚えたい
  • 映画のセリフや名言をとおして英語を学びたい

出典:IMDb

シェフ 三ツ星フードトラック始めました あらすじ

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

引用:MIHOシネマ

シェフ 三ツ星フードトラック始めました セリフや名言に学ぶ英語フレーズ

That Review Went Viral

カールのつくる料理は味だけでなくオリジナリティもあるという定評だった。

ある日、レストランを訪れた評論家ミシェルからは客に媚びただけの刺激のないものだったと酷評されてしまう。

さらに、12万3845人ものフォロワーがいる評論家ミシェルのブログにもレビューが載っているとカールは息子から聞いて酷くショックをうける。

Percy: That review went viral.

あのブログ 拡散してる

引用:IMDb

◎英語メモ

go viral  拡散する

インターネットの登場でITを使いこなす人たちがよく使うようになった。何かしらの噂話がウイルスが蔓延するように拡がることからきている。

Would You Be Happy?

Chef (2014)
Dustin Hoffman in Chef (2014)

評論家にコケ下され、それなら新しいメニューで勝負だとツイッターを使って評論家に挑むカールだが、オーナーのリーバはそれを許しません。

カールは新たな「味」に自信たっぷりだが、リーバは「これまで通りのメニューを出せ!」と誰でもわかるような例えばなしでカールを説得します。

Riva: Look, if you bought Stones tickets and Jagger didn’t play Satisfaction, how would you feel? Would you be happy?

リーバ:おい、ストーンズ観にいってジャガーが「サティスファクション」やらなかったらどうなんだよ? ガッカリだろ?

引用:IMDb

◎英語メモ

セリフではお互いがわかる例を引き合いにだしています。

バンド名:Stones ローリングストーンズ
シンガー:Jagger ミック・ジャガー
ヒット曲:Satisfaction サティスファクション

日常英会話で「がっかりだろ」と相手に理解を求めるとき、この言い回しをつかって自分の好きなアーティストや曲名に変えればそのまま使えます。

The Kitchen Is My Domain

Chef (2014)
Jon Favreau in Chef (2014)

カールはオーナーのリーバに評論家と対決させろと食い下がります。

このシーンではセリフに domain という単語がでてきます。ビジネス英語によく出る単語で「支配する」という意味で使われています。

Carl: The kitchen is my domain. And that was our deal.

カール:厨房には口を出さない契約だ

引用:Chef 

◎英語メモ

domain 領域、テリトリー

セリフでの使い方は「キッチンを仕切っているのは俺だ!」というニュアンスから「口を出さない」となっています。

I Wanna Share This With You

Chef (2014)
Jon Favreau and Emjay Anthony in Chef (2014)

ここでは、フードトラックの積み荷を手伝ってくれたラテン系の男たちにお礼のキューバサンドウィッチをふるまうシーンでのセリフです。

カールの息子、パーシーはキッチンでサンドウィッチのひとつを焦がしてしまいます。カールに指摘されますが、タダなんだからいいじゃないかと言います。

これを聞いたカールはパーシーをキッチンから連れだし、父親としては失格と認めつつもプロの料理人として息子に伝えるべきことを熱く語りかけ、パーシーも父親の言葉に敬意をあらわしてカールをシェフと呼びます。

自分が心から大切だと思うことを伝えるとき使ってみましょう。聞くほうも真剣になります。

Carl Casper:

I might not do everything great in my life. I am not a great husband, and I’m sorry I wasn’t the best father.

パパは立派な人間じゃない いい夫でも いい父親でもない

But I’m good at this. And I wanna share this with you.

だが料理は上手い おまえにそれを伝えたいんだ

I wanna teach you what I learn. I manage to touch people’s lives with what I do and that keeps me going and I love it.

お客さんが笑顔になると パパも元気になる 

And I think if you give a shot, you might love it too.

お前もきっとそうだ

PercyYes, Chef.

はい、シェフ

Bury-The-Hatchet

Chef (2014)
John Leguizamo, Sofía Vergara, Jon Favreau, and Emjay Anthony in Chef (2014)

ベリー・ザ・ハチェット? そのまま訳すと「斧を埋める」になりますが、それでは意味がわかりませんよね。

このセリフは映画の前半にカールがSNSで料理評論家のミシェルと大喧嘩したあとに迎える仲直りのシーンで出てきます。

もともとミシェルが評論家を目指そうと思ったのはカールの料理に衝撃を受けたから。けれど、レストランの雇われシェフとしてマンネリしていたカールの料理にガッカリしていただけでした。

フードトラックでのキューバサンドウィッチのニュースをSNSでキャッチしたミシェルは改めてカールの料理の腕に感激してある提案をします。

Ramsey Michel: I just thought you and me bury-the-hatchet would be a good story.

俺らが和解したら話題になるぞ

引用:IMDb

◎英語メモ

bury-the-hatchet 仲直りする

このフレーズの由来を調べると、the hatchet(斧)を埋める行為はアメリカの先住民であるインディアンが種族同士の争いを止めるとき、平和を約束するという意味で互いの武器である斧を土に埋めたことから「仲直りする」として使われるようになったと出ています。(出典:Wikipedia

まとめ

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』映画のセリフや名言をとおして学べる英語フレーズを紹介しました。

コミカルに描かれつつもハートのある人間模様をのぞくことができる『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は、↓の4つあるうちどれか一つでも当てはまるなら、きっと満足できる作品です。

  • 仕事で煮詰まったとき元気づけてくれる映画が観たい
  • 家族で楽しく観れる映画が好き
  • おいしい料理の作り方を覚えたい
  • 映画のセリフや名言をとおして英語を学びたい

おススメなのでぜひ観てください!