『プラダを着た悪魔』映画のセリフや名言をとおして学べる3つの英語

映画

英語学習に向いている映画としてトップテンにはいるであろう『プラダを着た悪魔』

ジャーナリストをめざす大学を出たての女子がファッション業界を舞台にカリスマ編集長やスタッフたちに厳しくもまれて仕事やプライベートでおきる問題に苦戦しながらも成長していくところが共感できたり元気づけられたりします。

今回は、英語でかわされるセリフの言い回しだったり、名言を通して仕事の向きあいかた。

そして、イギリスのアクセントや単語の使い方の違いなど3点を紹介します。

© 20th Century Fox
出典:Rotten Tomatoes

プラダを着た悪魔 あらすじ

ジャーナリストになることを夢みてニューヨークにあるファッション誌「ランウェイ」の面接を受けるアンディことアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)

面接担当のエミリー(エミリー・ブラント)はアンドレアはルックスからしてファッション誌に応募してくるに相応しくないと追いかえそうとする。

しかし、編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)はアンディを第2アシスタントとして雇いいれるのだった。

ファッション業界やファッションそのものに大して興味もなくジャーナリストになるためのつなぎくらいに考えていたアンディ。

だが、仕事がはじまるとエミリーから言いつけられる切れ目のない業務の数々、そして連日ミランダからムチャぶりとも言える要求にヘコタレそうになる。

それでも社内でアドバイスをくれるナイジェル(スタンリー・トゥッチ)の助けをかりてファッション業界にあう服や着こなし方を学んでいきルックスにも磨きがかかり仕事に対して自信をつけていく。

しかし、仕事をこなせるようになるほどボーイフレンドのネイト(エイドリアン・グレニアー)や家族や友だちとの距離が遠のいてしまう。

つまるところ、アンディは人生は「選択」というチョイスで出来ていると学んでいく。

アンディにとって、なにが一番大切なチョイスとなるだろうか?

『プラダを着た悪魔』映画のセリフや名言をとおして学べる3つの英語

映画で交わされるセリフは

  1. 仕事場でのビジネス英語
  2. プライベートでのカジュアルな英語
  3. イギリス英語

と3つの場面できける英語が学べます

仕事場でのビジネス英語

An Interest In Fashion Is Crucial

The Devil Wears Prada (2006)
Anne Hathaway and Emily Blunt in The Devil Wears Prada (2006)

ファッション誌「Runway」で面接担当のエミリーがアンディに放ったセリフです。

「自分が何になりたくてここに来たの?」とアンディのルックスがあまりに場違いだと言わんばかりのフレーズです。

Emily: Andrea, Runway is a fashion magazine, so an interest in fashion is crucial.

アンドレア、Runwayはファッション雑誌なのよ。だからファッションに関心をもつことは大切なことなの。

引用:IMDb

◎英語メモ:

an interest in ~に関心がある
crucial 重要

Man The Desk

「人間、おとこ」でなじみのある単語「Man」もビジネスの現場だと違う意味になる!

Andy Sachs: Man the desk at all times. Got it.

ずっとデスクに張り付いてろってことですね。わかりました。

引用:IMDb

◎英語メモ:

To man (機械などを)操作するときそこでジッとして行うという意味。
これはエミリーからアンディへビジネスのチャンスを逃したら大変だからかたときもデスクを離れてはいけないというアドバイスです。普段聞きなれた英単語ですが、使い方によっては意味が変わります。

Take A Chance

次のシーンはボスであるミランダが失敗続きのアンディにグサグサととどめを刺すようなセリフです。

自分では懸命にシゴトをこなしていると思っているのに何の労いもなく仕事ぶりを酷評されています。

Miranda Priestly:

Do you know why I hired you? I always hire the same girl – stylish, slender, of course… worships the magazine. But so often, they turn out to be – I don’t know – disappointing and, um… stupid.

どうしてわたしがあなたを雇ったとおもう? わたしはいつも同じタイプの子たち、スタイリッシュでスレンダーでもちろん「Runway」を崇めていたわ。でも、どういうわけか失望させられたっていうか、バカばかり。

So you, with that impressive résumé and the big speech about your so-called work ethic – I, um – I thought you would be different. I said to myself, go ahead. Take a chance. Hire the smart, fat girl.

だからあなたの申し分のない履歴書とあなたのいうところの仕事論に「この子は違うかも」と思ったの。自分に言いきかせたわ。「そうよ、試してみなさいよ。」「あたまが良くてポッチャリな子を雇うのよ。」ってね。

I had hope. My God. I live on it. Anyway, you ended up disappointing me more than, um – more than any of the other silly girls.

期待したし、し続けたかった。でも、結局あなたはあのバカな子たち以上に失望させられたわ。

引用:IMDb

Be Serious

さすがに堪えられなかったアンディは誰かに話を聞いてもらいたくてナイジェルにグチをぶつけます。

するとナイジェルは名言といえるセリフでアンディが気づかなかった事を指摘してくれます。

 I can get another girl to take your job in five minutes… one who really wants it.

君の代わりなんて5分で見つかる…ほんとに仕事をやりたがってる子がね。

Andy, be serious. You are not trying. You are whining.

アンディ、しっかりしろ。君は努力していない。ただ愚痴ってるだけだ。

 This is not just a magazine. This is a shining beacon of hope for… 

これはただの雑誌なんかじゃないぞ。未来への輝かしい道しるべなんだ。

引用:IMDb

◎英語メモ:

whining 泣き言をいう whine 泣き言、ぐちの現在分詞
beacon ビーコン、目印

Tell Me About It

ダサくて仕事も失敗だらけのアンディを上司のエミリーや別部署のセレナが笑いのタネにしているシーンでは日常英会話によく出てくるフレーズがあります。

Emily: [talking about Andrea] I absolutely have no idea why Miranda hired her.

エミリー:(アンディーのことを指しながら)ミランダは何だってあんな子を雇ったのかしら。

Serena: Tell me about it. We were in the Beauty Department and she held up this Shu Uemura eyelash curler and said “What is this?”

セレナ:まったくよね。あの子さぁ化粧品の部署でシュー・ウエムラのアイラッシュ・カーラーをもって「なにこれ?」って言ったのよ。

引用:IMDb

◎英語メモ:

Tell me about it.  まったくよね、おっしゃる通り

直訳では「それについて聞かせて」となりますが、このフレーズは映画のシーンにあるような仲間同士や友だちとの会話でよく出てきます。

雑談しているときなど主に困り果てたときによく使うフレーズです。相手の言っていることに100%同意するという気持ちが表されています。

She’s Not In But I’ll Leave Word

The Devil Wears Prada (2006)
Anne Hathaway in The Devil Wears Prada (2006)

エミリーとセレナのコソコソ話をしているとアンディがもどってきました。

見違えるほどエレガントなルックスで電話の応対すらも秘書に相応しくなったアンディ。

ナイジェルの手ほどきでファッショナブルになったアンディにエミリーとセレナは驚くばかり。

Andy Sachs:

Miranda Priestly’s office… No, she’s not in right now but I’ll leave word… OK, thanks. Bye.

アンディ:(電話の応対)ミランダ・プリーストリーのオフィスです。

いいえ、いま彼女は席を外しております。メモは残しておきますので。それでは、また。バイ。

引用:IMDb
The Devil Wears Prada (2006)
Gisele Bündchen and Emily Blunt in The Devil Wears Prada (2006)

アンディは、グチってばかりでなく仕事は正しく頑張らないと学んだのでした。

すなわち、ファッション誌で働くなら業界の習わしやファッションセンスを磨くということです。

プライベートでの英語

Integrity

The Devil Wears Prada (2006)
Anne Hathaway and Adrian Grenier in The Devil Wears Prada (2006)

コツをおぼえたアンディは順調に仕事を伸ばしていきます。しかし、悲しいかな仕事がはかどるほどプライベートの時間はなくなりボーイフレンドのネイトとの距離はひらくばかり。

とうとう二人は意見が対立してしまう場面も!

Nate: [to Andy] I wouldn’t care if you were out there pole-dancing all night, as long as you did it with a little integrity!

誠実にシゴトをしてるんだったら例えストリッパーだったとしても気にしないよ。

Nate: [to Andy] You used to make fun of the Runway girls, now you’re one of them!

前はファッション系の子たちをバカにしていたのに、いまじゃ君こそ連中と同じになってるじゃないか。

引用:IMDb

◎英語メモ:

integrity 誠実、正直

Choose For Yourself

The Devil Wears Prada (2006)
Meryl Streep and Anne Hathaway in The Devil Wears Prada (2006)

仕事を成功させるには犠牲をもいとわない。

その強い気持ちこそがリーダーとしての存在感をたかめるというミランダはアンディがエミリーを差し置いてパリコレに同行したことを「自分が選んだチョイス」だと褒めます。

 I really, I see a great deal of myself in you. You can see beyond what people want, and what they need and you can choose for yourself.

あなたを見てるとホントわたしに似ているわ。あなたはひとが何を望んでいるか、そして彼らに何が必要なのかを踏まえて自分のために決断できるのよ。

引用:IMDb

イギリス英語

アンディの上司エミリーはイギリス人の設定になっています。

エミリー・ブラントは出身もイギリスなので彼女の言いまわしにはイギリスらしさが表れています。

では、イギリスでよく使われる表現を2つほど見てみましょう。

Bloody

Emily: You know, I rarely say this to people who… aren’t me, but you have got to calm down! Bloody hell…

こんなこと他人に言うことってめったにないけど、落ち着きなさいよ!まったくしょうがないわね。

引用:IMDb

◎英語メモ:

bloody 血だらけの 

エミリーがセリフのなかで言っているBloody は、イギリスでよく使われるスラングでヒステリーを起こしている気持ちを強調するときに出るフレーズです。

A Pile Of Bollocks

好通事故に遭ってしまい夢だったフランスのパリに行けなくなってしまったエミリー。

しかし、アンディが代わりにパリに行くと言ってきたときエミリーは許せませんでした。

「ファッションに興味がないとか言っておきながらアタシを押しのけてパリに行くとはどういうことよ。」と怒りをアンディにぶつけています。

What a pile of bollocks!

なんてウソつきなのよ!

引用:映画「プラダを着た悪魔」入院中しているエミリーのシーンより

◎英語メモ:

a pile of  ~のかたまり
bollocks ウソ、ナンセンス

イギリスではすごく頭にきたり、悔しかったことがあるときに言うフレーズ(スラング)があって、エミリーの一言はまさに怒りをよく表しています。

ここまで、いくつかの英語フレーズを紹介してきました。

よりディープに英語を学びたいかた向けに最適な本があります!

まとめ

『プラダを着た悪魔』映画のセリフや名言から3つのことを紹介しました。

  • ビジネスでよくつかう英語
  • カジュアルな場面でつかう英語
  • イギリス英語でよくでるスラング表現

映画からは、「自分にとって何が大切か?」を教えてくれるのではないでしょうか。

はじめは関心がもてず、退屈な仕事もその道のプロから助けを借りたり影響を受けたりしていくうちに自分にとって何が大切で、それを実行するためにどんなことをしなくてはいけないのかを学べます。

映画のセリフや名言からは仕事へのあり方や英語が学べるセリフがたくさんあります。

ぜひ、映画をチェックして英語学習にも役立ててください。

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