映画『ゾンビランド:ダブルトラップ』マディソンに学ぶギャル英語

コメディ

英語学習とくにリスニングは正式な英語でも慣れないうちは早すぎて聞き取れないことが多いのに、これが猛スピードなうえに略された英語だと何を言ってるのかさっぱりです。

とはいえ、リスニングは何度もくり返し聞いていくことで徐々に身についてくるスキルなのでこれも聞き慣れていくことで理解できるようになります。

今回は、『ゾンビランド:ダブルタップ』で映画に登場する金髪ギャル・マディソンにフォーカスした彼女が使う英語の略語を紹介します。

ゾンビランド ダブルタップ

(c) Sony Pictures

映画『ゾンビランド:ダブルタップ』プロット

謎の新生ウイルスで地球上の人類がほとんどゾンビと化してしまった世界で コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タハハシー(ウッディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)の4人はゾンビ撃退ルールを作り襲い掛かるゾンビを倒し生き延びてきた。

4人は廃墟になったホワイトハウスをアジトにしてその後の10年も団結して暮らしていたが、10年も同じ顔をつきあわせているとお互いに合わない面も出てくるのが人間というもの。

ある日、親のような顔をしてお節介がすぎるタラハシーにイラついていたリトルロックとコロンバスにプロポーズされて乗り気になれなかったウィチタは書き置きを残してタラハシーが愛用していたトラックのザ・ビーストに乗って出て行ってしまった。

気持ちがバラバラになってしまったかのような4人だがパワーも知性もアップした新生ゾンビを倒しながらも互いの絆をとりもどす旅に出る。

『ゾンビランド:ダブルトラップ』マディソンのギャル英語

書き置きをおいて出て行ってしまったウィチタとリトルロック姉妹にコロンバスとタラハシーはすっかり落ち込んでいました。

ボヤいていても仕方ないので、物資補給のためコロンバスとタラハシーはショッピングモールへと繰りだします。

しかし、買い物に来たのはいいが落ち込んだ男二人でショッピングモールを探索したところで泣き言ばかり。

そうこうしているうちに、コロンバスがキャンドルショップでロウソクを物色していると全身ピンクでコーディネイトしたマディソン(ゾーイ・ドゥイッチ)という女性が現れます。

Zombieland: Double Tap (2019) – Meeting Madison Scene (3/10) | Movieclips

Oh My God

アイスクリームの冷凍庫にこもってゾンビから身を守ってきたというマディソンはやたらと早口で馴れ馴れしいトークでコロンバスに接してきます。

マディソン:You thought I was a zombie? わたしのことゾンビだと思ったの?

コロンバス:Of course, a zombie. もちろんそうさ。

マディソン:Oh my God, I don’t eat meat. I’m a vegetarian…Vegan, actually. Hahaha. ちがう、わたし肉なんか食べない。ベジタリアンなの…っていうかヴィーガンね。ふふふ。

互いに自己紹介したあとマディソンは早々にコロンバスをハグ。

マディソン:It’s so nice to touch a human. 人にふれるって素敵

ふたりが話をしているとタラハシーがきたのでコロンバスはマディソンを紹介します。するとマディソンは少し小ばかにしたような言い方で問いかけます。

マディソン:Is this your dad? あなたのお父さん?

タラハシー:For sh*t’s sake, slightly older, better-looking friend. 勘弁してくれよ。ちょっと年はいってるが、男前な友達さ。

マディソン:Cute. かわいい。

◎英語メモ

  • For sh*t’s sake  for God’s sake 「やめてくれよ」という慣用句のスラング表現

アイスクリームの冷凍庫で暮らしていたおかげでゾンビからは逃げられたけど冷凍庫は寒くってと話すマディソンのバカっぽい口調と笑い方にタラハシーは不快な様子。

すると空気を察したマディソンは言います。

Judgy, Like, Anti-Me, Vibe

 マディソン:I feel like you’re being super judgy.  Like I’m getting a real anti-me vibe off of you. あなた超決めつけする人ね。なんかアンチあたしって空気を感じちゃった。

タラハシー:Are you?  へぇ、そうかい。

マディソン:Oh, my God. There it was again.  あぁ~、またいま感じた。

ギャル英語リスト①

  • Oh my God! 「やだぁ~」「うそぉ~」といった感じで大げさに驚きを表すとき必ずといって出てくるフレーズ。 もっとも、ギャルに限らず大人も口癖のようによく使います。
  • super  大したことがないような話でも「すごい」と強調するときに使うフレーズで多用することでより軽薄感が出たりします。
  • like~  「っていうか」という感じで話すときの出だしによく出てくるフレーズ
  • anti-me anti-virus(抗生剤、ウイルス予防)のような感じでanti(対抗する)をつけることで「わたしのことが嫌い」が大げさで子供っぽい言い方になっている
  • vibe  フィーリングを表す。仲間内で「~な感じ」という空気感を伝えたいとき使えるフレーズ (例) When you play the song, you have to do more aggressive vibe to it.  その曲を弾くときはもっと攻撃な感じでやらなきゃ。

しかし、マディソンが使っているギャル語は10年くらい古いタイプのもので、ストーリーからいって冷凍庫に隠れていた10年で時代は変わったのに頭の中はそのままという感じが描かれています。

◎英語メモ

  • judgy  judgmental(批判的な)と同じ意味で judgy と略語的に使うことでよりカジュアルなニュアンスがでます。 

  • 例文:It may sound judgy but I’m afraid she’s not gonna make it regarding her business. (偏見に聞こえるかもしれないけど、彼女の仕事うまく行かないと思う。)

I’m like~, Really, Really, Really Fast

マディソン:And that’s hurtful, okay? I’m lik, really good at surviving. I carry a can of mace with me everywhere I go.

すごい傷つく。いい、あたしサバイバル得意なの。いつでも催涙スプレーもってるし

And I can run really, really, really, really fast. Probably because I used to do like hot yoga and SoulCycle.  

走るのめちゃめちゃ、めちゃめちゃ早いの。むかしたくさんホットヨガとか屋内サイクリングとかやっていたからなの。

ギャル英語リスト②

  • I’m lik~ like同様、「っていうか」という話し出すときの出だしに頻繁にでるフレーズ。大人のタラハシーを見ているとイラっとしている様子がうかがえます。
  • really, really, really, really fast ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんと~に早いんだからっと可愛らしくもあり、小さいこどもみたいな言いまわしです。

マディソンを演じるゾーイ・ドゥイッチとは

セリフもそうですが、へらへらと軽薄な感じで笑うマディソン役の女優さん、演技がうまいなと妙に感心してしまいます。

マディソンを演じているゾーイ・ドゥイッチは父は映画監督ハワード・ドゥイッチ、母は女優リー・トンプソンという芸能一家です。

母リー・トンプソンも映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名になった女優さんでしたが、いまはその血を受け継いでいまは娘のゾーイ・ドゥイッチが活躍しているんですね。

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the devil wears valentino 😈

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マディソンとは違うシャープな一面が見れます。

まとめ

ゾンビコメディとしてメジャーな映画『ゾンビランド:ダブルタップ』からギャル英語を紹介しました。

初めて聞くと何を言っているのかさっぱりですが、ギャル英語もフレーズを知っておくと聞いたときにわかってくると思います。

その基礎をベースにリスニングを鍛えていくことでギャル英語ほかジョークやスラングにも馴染みがでてきて結果的にリスニングのスキルも上がっていきます。

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