『恋人たちの予感』耳が鍛えられる英会話フレーズ

ラブコメ

自分が好きなシーンが観たいがために英語を学ぶ、覚える。

動機はどうであれ、好奇心に駆られて英語が上達するなら、それこそが英会話が上手くなることへの近道ですよね。

今回はメグ・ライアンの迫真の演技とスピードは速いけれど男女の自然な英会話が聞ける映画『恋人たちの予感』を紹介します。

(c) Sony Pictures
出典:IMDb

『恋人たちの予感』

原題は “When Harry Met Sally” 。映画は「男女のあいだに友情は成りたつのか?」という永遠の問題をテーマにしています。

最初の出会いから11年間、 会うたびに互いに言い合いになって喧嘩別れしてしまうハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン) 。

喧嘩するほど仲がいいということわざにもありますが、最後にはお互い素直になれなかっただけでお互いに必要な存在だということに気がつきます。

本音でズバズバと言い合う二人の絶妙な会話 には喧嘩なのに惹きこまれる魅力があります。

サリーを演じるメグ・ライアンの迫真的な(笑)オーガズムのフリも本当にイッてるみたい。

会話も含め、くり返しみて慣れてきたら映像はみないで音だけ何度もくり返し聞いてみてください。

くり返し聞いて耳を鍛えよう!

ひとつのシーンをくり返しみて聞いていくと、その場面とフレーズがからだに染みついていきます。リスニングの練習になるので、くり返し聞いて耳を鍛えましょう。

Sally: So what do you do to these women? Do you just get up out of bed and leave? 

で、つきあった彼女たちはどうなるの?用が済んだらさよなら?

Harry: Sure. まあね。


Sally: Explain to me how you do it. What do you say?

どうさよならするの?何て言うわけ?


Harry: I say I have early meeting, early hair cut or squashing.

早朝会議があるとか、散髪とか、スクワッシュ(室内テニス)の時間だとか…


Sally: You do not play squash.

スクワッシュなんてしないじゃない。


Harry: They do not know that. They just met me.

彼女らはそんなこと知らないよ。会ったばかりだし。

Sally: It’s disgusting.(※1)

最低ね。


Harry: I know I feel terrible.

まあ、悪いとは思ってるよ。

(c) Sony Pictures
出典:IMDb


Sally: You know I am so glad that I never got involved with (※2)you. I just would have ended up with (※3)some woman who has to get up and leave at three in the morning to clean and iron and you do not even have a fireplace, not that I would know this.

あなたなんかに関わってなくてほんと良かった。下手したら朝の3時に掃除とアイロンがけしなきゃいけないような女になってたわ。大体、あなたの家なんて暖炉もないようなところじゃない。


Harry: Why are you getting so upset(※4)? This is not about you.

なんでそんなに怒ってるんだ。君のことじゃないだろ。


Sally: Yes it is. You are a human a front all woman and I am a woman.

いいえ、私とすべての女性のことを言ってるわ。


Harry: I do not feel so great about this but I have not heard anyone complaining.

たしかにいい気分じゃないけど、文句言われたこともないぜ。


Sally: Of course not you are out of the door too fast.

それはそうよ。さっさと出て行ってるんだから。


Harry: I think they have an OK time.

でも、彼女らだってまあまあ楽しかったと思うよ。


Sally: How do you know?

何でわかるのよ。


Harry: How I know, I know.

何でって…わかるからさ。


Sally: Because they…

だって彼女たちは…


Harry: Yes, because they…

そう、彼女たちは…


Sally: How do you know they are really…

彼女たちはって…どうしてわかるの?


Harry: What are you saying? They fake orgasm?

それってフェイクオーガズムってこと?


Sally: It is possible.

ありえるわ。


Harry: Get out of here.(※5)

ふざけんなよ。


Sally: Why, most women at one time or another(※6) fake it.

なんで?女だってとき折り(感じてる)フリをするのよ。


Harry: Well, they have not faked with me.

そうかね。 僕にはないな。


Sally: How do you know?

なんでわかるのよ。


Harry: Because I know.

なぜなら分かるからさ。


Sally: Oh…Right, that’s right…I forgot you are a man.

ああそうか、あなた男だったわね。

(c) Sony Pictures
出典:IMDb


Harry: What does that supposed to mean?

どういう意味だよ。


Sally: Nothing. It’s just that all men are sure it never happens to them and most women at one time or another have done it so you do the math(※7).

別に。男ってみんな自分には感じてるフリなんてしないって思うのよ。数えてみたら。


Harry: You don’t think I can tell the difference?

俺が違いに分からないとでも言うのか。


Sally: No.

そうよ。


Harry: Get out of here.

勘弁してくれよ。

(c) Sony Pictures
出典:IMDb

※フレーズ解説

※1 It’s disgusting. to disgust 愛想がつきる、うんざりする
※2 got involved with to get involved with  関わる、関係する
※3 ended up with to end up with 結局~な感じで終わる、最後は~になってしまう
※4 getting so upset to get upset 怒る、to be getting so upset 凄く怒る
※5 Get out of here.

直訳は「出ていけ」

この場面や日常会話では「冗談はよせよ」という感じで使われています。

※6 at one time or another いつもではないけれど、時折り
※7 you do the math 「算数はあなたがやって」つまり、「計算してみて」、「数えてみて」という意味。

効用があるとでも思ったのかサリーのフェイクでイッたあとに食べたものをみて 呆気に取られて見ていたオバサンが、ウエイターから「何にしますか?」と訊かれて、おもわず

A Woman: I will have what she is having.

あの娘が食べているものを、頂戴!

と言った場面では会場が爆笑していました。

まとめ

サリー(メグ・ライアン)の声と気持ちは別ものという迫真の演技。なんど聞いてもリアルすぎます。そして、スピードは速いけれどハリーとサリーの自然な英会話が聞ける映画『恋人たちの予感』は映画を楽しみながら英語を学ぶにはぴったりな作品(シーン)です。

映像から入ったり、音から入ったりと好奇心に駆られて英語が上達するなら、それこそが英会話が上手くなることへの近道ではないでしょうか。

因みに、撮影に使われたカッツ・デリカテッセンというユダヤ料理の惣菜・飲食店は来年で132周年だそうです。

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