『恋人たちの予感』耳が鍛えられる英会話フレーズ

ラブコメ

じぶんが好きなシーンが観たいがために英語を学んで覚える。

動機はどうであれ、好奇心に駆られて英語が上達するなら、それこそが英会話が上手くなることへの近道ではないでしょうか。

今回はメグ・ライアンの迫真の演技とスピードは速いけれど男女の自然な英会話が聞ける映画『恋人たちの予感』を紹介します。

(c) Sony Pictures
出典:IMDb

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『恋人たちの予感』セリフに学ぶ英語フレーズ

原題: ”When Harry Met Sally

映画は「男女のあいだに友情は成りたつのか?」という永遠の問題をテーマにしています。

はじめて出会ってから11年間、 会うたびに言い合いになってケンカばかりのハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン) 。

ケンカするほど仲がいいというコトワザにもありますが、素直になれなかっただけで本当はおたがい必要な存在だということに気がつきます。

ホンネで言いあうふたりの会話 にはケンカなのに惹きこまれる魅力があります。

サリーを演じるメグ・ライアンの迫真のフェイク・オーガズムも映画の見どころのひとつ!

くり返しみて慣れてきたら映像はみないで音だけ何度もくり返し聞いてみてください。

くり返し聞いて耳を鍛えよう!

Koibitotachi no yokan (1989)
Meg Ryan, Billy Crystal, and Estelle Reiner in When Harry Met Sally... (1989)

英語による痴話ばなしがどのようなものかリスニング教材としてもつかえます。

ひとつのシーンをくり返しみて聞いていくと、その場面とフレーズがからだに染みついていきます。

では、サリーとハリーがレストランで話すシーンをみてみましょう。

Sally: So what do you do to these women? Do you just get up out of bed and leave? 

で、つきあった彼女たちはどうなるの? 用が済んだらさよなら?

Harry: Sure. まあね。


Sally: Explain to me how you do it. What do you say?

どうさよならするの?何て言うわけ?


Harry: I say I have early meeting, early hair cut or squashing.

早朝会議があるとか、散髪とか、スクワッシュ(室内テニス)の時間だとか…


Sally: You do not play squash.

スクワッシュなんてしないじゃない。


Harry: They do not know that. They just met me.

彼女らはそんなこと知らないよ。会ったばかりだし。

Koibitotachi no yokan (1989)
Meg Ryan in When Harry Met Sally... (1989)

Sally: It’s disgusting.(※1)

最低ね。


Harry: I know I feel terrible.

まあ、悪いとは思ってるよ。


Sally: You know I am so glad that I never got involved with (※2)you. I just would have ended up with (※3)some woman who has to get up and leave at three in the morning to clean and iron and you do not even have a fireplace, not that I would know this.

あなたなんかに関わってなくてほんと良かった。下手したら朝の3時に掃除とアイロンがけしなきゃいけないような女になってたわ。大体、あなたの家なんて暖炉もないようなところじゃない。


Harry: Why are you getting so upset(※4)? This is not about you.

なんでそんなに怒ってるんだ。君のことじゃないだろ。


Sally: Yes it is. You are a human a front all woman and I am a woman.

いいえ、私とすべての女性のことを言ってるわ。


Harry: I do not feel so great about this but I have not heard anyone complaining.

たしかにいい気分じゃないけど、文句言われたこともないぜ。


Sally: Of course not you are out of the door too fast.

それはそうよ。さっさと出て行ってるんだから。


Harry: I think they have an OK time.

でも、彼女らだってまあまあ楽しかったと思うよ。


Sally: How do you know?

何でわかるのよ。


Harry: How I know, I know.

何でって…わかるからさ。


Sally: Because they…

だって彼女たちは…


Harry: Yes, because they…

そう、彼女たちは…


Sally: How do you know they are really…

彼女たちはって…どうしてわかるの?


Harry: What are you saying? They fake orgasm?

それってフェイクオーガズムってこと?


Sally: It is possible.

ありえるわ。


Harry: Get out of here.(※5)

ふざけんなよ。


Sally: Why, most women at one time or another(※6) fake it.

なんで?女だって場合によっては(感じてる)フリをするのよ。


Harry: Well, they have not faked with me.

そうかね。 僕にはないな。


Sally: How do you know?

なんでわかるのよ。


Harry: Because I know.

なぜなら分かるからさ。


Sally: Oh…Right, that’s right…I forgot you are a man.

ああそうか、あなた男だったわね。

Koibitotachi no yokan (1989)
Billy Crystal in When Harry Met Sally... (1989)


Harry: What does that supposed to mean?

どういう意味だよ。


Sally: Nothing. It’s just that all men are sure it never happens to them and most women at one time or another have done it so you do the math(※7).

別に。男ってみんな自分には感じてるフリなんてしないって思うのよ。数えてみたら。


Harry: You don’t think I can tell the difference?

俺が違いに分からないとでも言うのか。


Sally: No.

そうよ。


Harry: Get out of here.

勘弁してくれよ。

Koibitotachi no yokan (1989)
Meg Ryan, Billy Crystal, and Estelle Reiner in When Harry Met Sally... (1989)

※フレーズ解説

※1 It’s disgusting. to disgust 愛想がつきる、うんざりする
※2 got involved with to get involved with  関わる、関係する
※3 ended up with to end up with 結局~な感じで終わる、最後は~になってしまう
※4 getting so upset to get upset 怒る、to be getting so upset 凄く怒る
※5 Get out of here.

直訳は「出ていけ」

この場面や日常会話では「冗談はよせよ」という感じで使われています。

※6 at one time or another いつもではないけれど、時折り
※7 you do the math 「算数はあなたがやって」つまり、「計算してみて」、「数えてみて」という意味。

効用があるとでも思ったのかサリーのフェイクでイッたあとに食べたものをみて他の客はオドロキのあまり固まってしまいます。

Koibitotachi no yokan (1989)
Estelle Reiner in When Harry Met Sally... (1989)

ウエイターから「何にしますか?」と訊かれて、おもわず

A Woman: I will have what she is having.

あの娘が食べているものを、頂戴!

このシーンはロマンティックコメディならではのオチで笑いの渦に落ちることうけあいです。。

まとめ

サリー(メグ・ライアン)の声ときもちはベツものという迫真の演技。なんど観てもリアリティでいっぱいです。

そして、スピードは速いけれどハリーとサリーの自然な英会話が聞ける映画『恋人たちの予感』は映画を楽しみながら英語を学ぶにはぴったりな作品です。

映像から入ったり、音から入ったりと好奇心に駆られて英語が上達するなら、それこそが英会話が上手くなることへの近道ではないでしょうか。

英会話に興味があるかた、英語のリスニングを強化したいと思うかたはぜひ、この映画を観て英語学習に役だててください。