『ラストターゲット』を彩る3カ国の女優:いろいろな英語が聞ける

イタリアの田舎町 ドラマ

はじめて観たときは大して面白くなかったとしても、じわじわと好きになっていく映画ってありませんか?

今回紹介する映画『ラスト・ターゲット』は、淡々としたストーリーが進むにあたって次第に惹きこまれていく映画です。

ムービースターのジョージ・クルーニーは渋い演技でストーリーを静かにけん引していきます。

映画には3人のヨーロッパ女優が登場します。イリーナ、クララ、マチルデは主演ジョージ・クルーニー以上に存在感があり映画の魅力をひきだしています。

また『ラストターゲット』について語る女優たちは、スウェーデン、イタリア、オランダと英語が第一言語ではありません。コメントやシーンをとおして語る英語はアメリカやイギリス英語とはひと味ちがった魅力的なものがあります。

では、さっそく見てみましょう。

ラストターゲット

Production Companies:
Focus Features
Greenlit Rights
Smokehouse Pictures (as Smokehouse)
Special Treats Production Company (EPK)
This Is That Productions
出典:IMDb

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ラスト・ターゲット あらすじ

「ラスト・ターゲット」あらすじとネタバレ感想。動画フルを無料視聴できる配信は?
ラスト・ターゲットの概要:マーティン・ブ...

引用:MIHOシネマ

女優たちの語る『ラストターゲット』

Amazon.co.jp: ラスト・ターゲット (字幕版)を観る | Prime Video
スウェーデン。暗殺を生業として生きる男は、連れの女と雪原を歩いているところを狙撃される。一瞬の間にスナイパーを返り討ちにすると、一緒にいた女も撃ち殺した。 ローマ。〈組織〉の連絡係と接触した男は、"誰も知り合いを作るな"との指示を受け、山奥の街に身を寄せる。男は自らをアメリカ人のカメラマン、ジャックと名乗り、静かで穏や...

『ラストターゲット』でダンディーな殺し屋を演じるジョージ・クルーニーが映画のメインを飾っていることは言うまでもありませんが、映画をより魅力的にしているのは3人の女優たちです。

  • スウェーデンでのシーンで登場したイングリッド役のイリーナ・ビヨルクルンド

雪原をふたりで歩いていたとき刺客に狙われたジャックはすばやく刺客を倒しますがイングリッドも一味だったと思い殺してしまう。

Last Target (2010)
George Clooney and Irina Björklund in The American (2010)

ヴィオランテ・プラシド(クララ役)

ジョージ・クルーニー以外は日本では知られていない女優ですが、映画情報を調べてみると、ヴィオランテ・プラシドとテクラ・ロイテンが映画について語っている動画あります。

Last Target (2010)
Violante Placido in The American (2010)

イタリアでのシーンで登場するクララ役のヴィオランテ・プラシド

ヴィオランテはイタリアの女優で『ラストターゲット』がハリウッドデビューのようです。

彼女のママはシモネッタ・ステファリという女優でいちばん有名なのは『ゴッドファーザー』で主人公の妻役を演じています。

英語は彼女にとっても外国語。しかし、インタビューではとても流暢に『ラストターゲット』のあらすじを語っています。

The American
Interview: "Violante Placido On Clara's Attraction To Jack"

Clara. She is a prostitute. She lives in a small town.

Probably she does this job because she wants to get out of there.

She wants to maybe dream of another life.

And this man lives there and is so charming in a way. Like, well, they meet each other so she dreams maybe a possibility of running away of this.

Charming and challenging man. Maybe starting a new life.

クララは(イタリアの)田舎町で娼婦をして暮らしているの。

なぜって、たぶん彼女は小さな田舎町からぬけ出したかったと思うの。

そこにジャックが現れる…。きっとジャックの魅力にひかれ彼となら新しい人生が開けると思ったんじゃないかしら。

引用:IMDb

テクラ・ロイテン(マチルデ役)

Last Target (2010)
Thekla Reuten in The American (2010)

テクラ・ロイテンは、インタビューにおいて共演したジョージ・クルーニーについて語っています。

テクラ・ロイテンはオランダ出身の女優。ちょい役ですがアメリカの人気ドラマ『ロスト』にも出演しています。

語学堪能なテクラ・ロイテンは5カ国語(ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語、イタリア語)を話せるそうです。これほどの実力なら女優以外でも大きな活躍ができそうですね。

The American
Interview: "Thekla Reuten On Working With George Clooney"

He’s such an experienced which you notice right away.

First of all, really, I think everyone of us knows because what he sort of beams, you know, in a whole publicity life.

It’s definitely part of him. Very charming, very kind hearted man.

But apart from that, he jokes, you know, and his jokes are very funny.

And he is such a professional. I was most intrigued. I learned from that as well. How he set he is a definitely very good actor but he always has an eye of director with him as well I feel.

ジョージは経験豊富で(役者として)著名な人だけに彼の放つオーラにみんなが惹かれたし、心優しい人だったわ。それだけじゃなく、いつも面白い冗談をいって笑わせてくれたの。

ジョージは(仕事への取りくみ方も)すごくプロフェッショナルで、それは彼が優れた役者であることは間違いないけど、それ以上に監督としての視点からものごとを捉えてるからだとおもうわ。

引用:IMDb

映画に登場する3人の女優たちは演技も魅力的です。もう一つの魅力としては、彼女たちの話す英語のアクセントも新鮮です。

3人は出身もフィンランド、イタリア、オランダと様々でアメリカのジョージ・クルーニーも入れると4か国からなる登場人物がそれぞれのカラーを放っています。

ここでジョージ・クルーニーの英語が本家とすると、イングリッド(フィンランド)、クララ(イタリア)、マチルダ(オランダ)にとって英語は外国語です。

それぞれにアクセントがあり、アメリカやイギリス英語とは響きがどこか違って新鮮な感じがします。また、英語の話し方ですが、みな堂々としていて外国語としての英語を話すとき英語学習者のお手本のような姿勢をしめしてくれます。

ピックアップ英語フレーズ

The American (2010) Official Trailer – George Clooney Movie HD

追っ手から身を隠すためにイタリアの田舎町にきたジョージに人なつこく話しかけ夕食に招待した神父ベネデットとの会話から英語フレーズを紹介します。

神父ベネデットはアメリカ人の写真家でエドワードと名乗るジョージにどこかワケがありそうな雰囲気を感じとります。なにか助けになれないかとジョージに寄り添いますが、ジョージは心を開こうとしません。

神父ベネデット:A man can be rich, if he has God in his heart. こころに神を宿すものはそれだけで豊かになれる。

ジャック:I don’t think God is very interested in me, Father. 神は私に興味などない、ファザー。

まとめ

『ラストターゲット』は、ハリウッド映画としては派手さはありません。そして、いちど観ただけではなかなか理解できないようなストーリーかもしれません。

しかし、イタリアの田舎町や田園風景、登場する3人の女優たち、静かに進んでいくストーリーが映像、音楽、それぞれのキャラクターが相まって観おわるとまた観たくなる映画です。

そういう意味では良い映画を観るというのは辛抱強さが求められるという例としてピッタリかもしれません。これは英語学習にも同じことがいえそうですね。

もしかすると最初は少し我慢がいるかもしれません。しかし、とてもいい映画なのでぜひご覧になって英語学習にも役立たせてください。