『ラストターゲット』を彩る3カ国の女優:いろいろな英語が聞ける

イタリアの田舎町 ドラマ
Sponsored Ads

はじめて観たときは大して面白くなかったとしても、じわじわと好きになっていく映画ってありませんか?

今回紹介する映画『ラスト・ターゲット』は、淡々としたストーリーが進むにあたって次第に惹きこまれていく映画です。

ムービースターのジョージ・クルーニーは渋い演技でストーリーを静かにけん引していきます。

そして、映画に出てくるヨーロッパ女優の三人イリーナ、クララ、マチルデは主演ジョージ以上に存在感があり映画の魅力をひきだしています。

また『ラストターゲット』について語る女優たちのコメントやシーンをとおして英語フレーズもアメリカやイギリスの英語とは一味違って魅力的なものがあります。

ラストターゲット

Production Companies:
Focus Features
Greenlit Rights
Smokehouse Pictures (as Smokehouse)
Special Treats Production Company (EPK)
This Is That Productions
出典:IMDb

Sponsored Ads

ラスト・ターゲット あらすじ

The American (2010) Official Trailer – George Clooney Movie HD

スウェーデン、ダーラナ地方の雪景色。暗殺者として生きてきたジャック(ジョージ・クルーニー)は恋人イングリッド(イリーナビヨルクルンド)とふたり静かなときを過ごしていた。ある日、ふたりは雪原を歩いていると突然スナイパーから命を狙われる。

しかし、ジャックはジャケットからとり出した銃で応戦し、たちまちスナイパーを倒す。そして、命を狙ってきた連中の一味だとおもい、連れの女も射殺してしまう。

生きのびたジャックはイタリアにわたり、組織の窓口であるパヴェルと落ちあう。パヴェルからしばらく身を隠して連絡を待つように言われたジャックはイタリアにある田舎町でアメリカ人の写真家エドワードと名乗りひっそりと暮らし始める。

町では人は良さそうだがお節介やきな神父ベネデットに誘われ夕食にまねかれる。神父はジャックがタダものではないと気づき神に告白することはないかと尋ねるがジャックはそれを拒むのであった。

しばらくするとパヴェルから連絡があり、マチルダ(テクラ・ロイテン)という女に特製のライフル銃を作ってやってほしいとジャックに依頼がはいる。マチルダの要求するライフルの性能はかなり高度なものだったがジャックは引き受けることにした。

ジャックは自身の欲求を満たすために入った宿でクララ(ヴィオランテ・プラシド)というコールガールと出会う。

自分の恋人でさえ射殺してしまうという暗殺者として用心深く生きてきたジャックだったが、そんな張り詰めた気持ちを解きほどいてくれるようなクララにジャックは次第に惹かれていくのだった。

しかし、何者かがスウェーデンで起きた事件の記事をジャックに送り、またしても追っ手が迫ってくるんであった。

ジャックはすべてにおいて片を付け、殺し屋家業を引退してクララとともに暮らしたいという思いが募っていったのだが…。

女優たちの語る『ラストターゲット』

Amazon.co.jp: ラスト・ターゲット (字幕版)を観る | Prime Video
スウェーデン。暗殺を生業として生きる男は、連れの女と雪原を歩いているところを狙撃される。一瞬の間にスナイパーを返り討ちにすると、一緒にいた女も撃ち殺した。 ローマ。〈組織〉の連絡係と接触した男は、“誰も知り合いを作るな”との指示を受け、山奥の街に身を寄せる。男は自らをアメリカ人のカメラマン、ジャックと名乗り、静かで穏や...

『ラストターゲット』でダンディーな殺し屋を演じるジョージ・クルーニーが映画のメインを飾っていることは言うまでもありませんが、映画をより魅力的にしているのは3人の女優たちです。

  • スウェーデンでのシーンで登場したイングリッド役のイリーナ・ビヨルクルンド

雪原をふたりで歩いていたとき刺客に狙われたジャックはすばやく刺客を倒しますがイングリッドも一味だったと思い殺してしまう。

Last Target (2010)
George Clooney and Irina Björklund in The American (2010)

ヴィオランテ・プラシド(クララ役)

ジョージ・クルーニー以外は日本では知られていない女優ですが、映画の情報を調べてみると、ヴィオランテ・プラシドとテクラ・ロイテンが映画について語っている動画あります。

Last Target (2010)
Violante Placido in The American (2010)

イタリアでのシーンで登場するクララ役のヴィオランテ・プラシド

ヴィオランテはイタリアの女優で『ラストターゲット』がハリウッドデビューのようです。

彼女のママはシモネッタ・ステファリという女優でいちばん有名なのは『ゴッドファーザー』で主人公の妻役を演じています。

英語は彼女にとっても外国語だとおもいますが何とも流暢にあらすじを語っています。

The American
Interview: "Violante Placido On Clara's Attraction To Jack"

クララは(イタリアの)田舎町で娼婦をして暮らしているの。なぜって、たぶん彼女は小さな田舎町からぬけ出したかったと思うの。そこにジャックが現れる…。きっとジャックの魅力にひかれ彼となら新しい人生が開けると思ったんじゃないかしら。

引用:IMDb

テクラ・ロイテン(マチルデ役)

Last Target (2010)
Thekla Reuten in The American (2010)

テクラ・ロイテンは共演したジョージ・クルーニーについて語っています。

テクラはオランダ出身の女優。ちょい役ですがアメリカの人気ドラマ『ロスト』にも出演しています。

語学堪能なテクラは5カ国語(ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語、イタリア語)を話せるそうです。これほどの実力なら女優以外でも大きな活躍ができそうですね。

The American
Interview: "Thekla Reuten On Working With George Clooney"

ジョージは経験豊富で(役者として)著名な人だけに彼の放つオーラにみんなが惹かれたし、心優しい人だったわ。それだけじゃなく、いつも面白い冗談をいって笑わせてくれたの。ジョージは(仕事への取りくみ方も)すごくプロフェッショナルで、それは彼が優れた役者であることは間違いないけど、それ以上に監督としての視点からものごとを捉えてるからだとおもうわ。

引用:IMDb

映画の魅力は3人の女優たちによる演技もそうですが、もうひとつ彼女たちの話す英語も新鮮です。

3人は出身もフィンランド、イタリア、オランダと様々でアメリカのジョージ・クルーニーも入れると4か国からなる登場人物がそれぞれのカラーを放っています。

ここではジョージの英語が本家でイングリッド(フィンランド)、クララ(イタリア)、マチルダ(オランダ)にとっては英語は外国語です。

それぞれにアクセントがあり、アメリカやイギリスの英語とは響きがどこか違って新鮮。また、英語を話すようすがみな堂々としていて外国語としての英語を話すときのお手本みたいなものを見せてくれます。

ピックアップ英語フレーズ

追っ手から身を隠すためにイタリアの田舎町にきたジョージに人なつこく話しかけ夕食に招待した神父ベネデットとの会話から英語フレーズを紹介します。

神父ベネデットはアメリカ人の写真家でエドワードと名乗るジョージにどこかワケがありそうな雰囲気を感じとります。なにか助けになれないかとジョージに寄り添いますが、ジョージは心を開こうとしません。

神父ベネデット:A man can be rich, if he has God in his heart. こころに神を宿すものはそれだけで豊かになれる。

ジャック:I don’t think God is very interested in me, Father. 神は私に興味などない、ファザー。

まとめ

『ラストターゲット』はアメリカのハリウッドムービーとしては派手さはないし、いっかい観ただけではなかなか理解できないようなストーリーかもしれません。

けれど、イタリアの田舎町や田園風景、登場する3人の女優たち、静かに進んでいくストーリー展開などくり返し観ることで映像と音楽そしてストーリーが重なり合って最終的には観返したくなる映画です。

そういう意味では良い映画を観るというのは辛抱強さが求められるという例としてピッタリかもしれません。これは英語学習にも同じことがいえそうですね。

もしかすると最初は少し我慢がいるかもしれませんが、とてもいい映画です。

タイトルとURLをコピーしました