『ライフ・イズ・ビューティフル』映画に学ぶ英会話フレーズ

ドラマ

友だちや家族とどこかに食事でも行くときに、自分が車を持っていたら「乗せていってあげるよ。」と英語で伝えたい。そういう場合は何て言えば通じるだろう。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』はそんなときに使える英会話フレーズがでてくるので紹介します。

まさに気さくな感じで「乗せていってあげるよ。」と言ってるシーンなのですが映画に出てくる乗り物は車ではなく戦車です…。

©松竹富士・アスミックエース

Life Is Beautiful  ストーリー

1938年のイタリア。本屋を始めようとグイド(ロベルト・ベニーニ)はトスカーナ州にあるアレッツォという街にやってきました。グイドはアレッツォに来ると、まずは資金を作ろうとグランドホテルで働きだします。

 

明るくて陽気なグイドは、街で教師をしているドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)を見かけるなり一目惚れします。ドーラもグイドといると楽しくなれるところに好意を寄せ2人は恋に落ちます。

 

グイドはドーラに既に婚約者がいることを知りますが、ドーラがその婚約者が開いていたパーティーにのり込んでいって半ば強引にドーラを連れさったグイドはドーラと結婚します。

 

2人の間にはジュズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)という男の子が産まれ、グイドは予てから思い描いていた本屋を始め、家族3人で楽しく暮らしていました。

 

しかし、1939年に第二次世界大変が勃発。ナチスドイツによるユダヤ人迫害の動きが日に日にエスカレートするなか、ユダヤ人のグイドも本屋を続けられなくなってしまいます。

 

暗く厳しい毎日が続くなか、グイドはジェズエが心配しないようにおとぎ話のような嘘をついてジェズエを安心させていました。けれど、状況が良くなることはなく、とうとうグイドとジェズエ親子は強制収容所に送られてしまい、ユダヤ人ではないものの、妻のドーラも自ら収容所行きの列車に乗りこみます。

 

到着した収容所はひどい場所で、毎日のようにユダヤ人たちが酷い目にあっていました。グイドはそう遠くない日に自分達にも危険が降りかかることがわかりましたが、ジェズエにはそれがわからないよう、そして楽しく過ごせるように次々に嘘をついていきます。

 

戦争が終わりに近づき、連合軍に解放がすぐそこだというときにグイドは自分たちにも死の危険が迫ってきたことを悟ります。何としてもわが子を守りたいグイドはジェズエとかたい約束事を言いつけます。

 

果たして親子の運命は?

ワンポイント 英会話フレーズ ”We Give You A Lift.”

Life is Beautiful (10/10) Movie CLIP – We Won! (1997) HD

Hi boy!  よう坊や!

You all alone? 君ひとりだけかい?

What your name? 名前はなんていうの?

You don’t understand what I’m saying, do you? 

お兄さんの言ってる事わからないかな?

We give you a lift.  (戦車に)乗せていってあげるよ。

Come on! おいで!

◎英語解説:

We give you a lift. 

lift

日本ではリフトというと「抱き上げる」、「持ち上げる」という意味をイメージしやすいかもしれません。一方で、リフトには「運ぶ」、「乗せていく」という意味もあり、ここで使われているフレーズは「乗せていく」という意味です。

主にイギリス英語では「乗せていってあげる」と言うときは”a lift”を使います。

これがアメリカ英語になると、同じ意味でも単語のチョイスが”a ride”になって

We give you a ride.

というフレーズを使います。

ヨーロッパの映画だからか、映画に出てくる戦車はアメリカ軍の戦車に見えますが、若い兵士がつかう英語はイギリス的です(^^)

1000ポイント当てて本物の戦車をゲット?!

ジェズエ少年は本物の戦車に乗せてもらって連合軍陣地に向かう途中、おなじ強制収容所にいた母親を見つけお互いに抱き合って喜びあいます。

ここで、ジェズエ少年は「ぼくらは勝ったんだ。」「1000ポイント取ったから本物の戦車が当たったんだよ。」っと喜びを伝えます。

母親のドーラは何の事だかわからないながらも2人は再会と勝利を喜んでいます。

 

この1000ポイントって何のことなのでしょう?

 

それは強制収容所に収監されたばかりの頃に遡ります。

Life is Beautiful (6/10) Movie CLIP – Creative Translation (1997) HD

ライフ・イズ・ビューティフルは舞台がイタリアで主人公もユダヤ系イタリア人ということでセリフの殆どがイタリア語、そして収容所を見張るドイツ兵たちは当然ながらドイツ語を話しています。

収容所でドイツ兵が「だれかドイツ語ができるものはいるか?」と聞いたとき、ドイツ語など出来ないのに収容所の不穏な空気を和らげようとグイドは通訳をかってでます。

そしてドイツ兵の言うことを適当に解釈して子供が喜ぶような訳文にしてしまいます。ここでは、英語字幕をもとにそのフレーズを解説します。

ドイツ兵 ・・・ドイツ語・・・

グイド:

The game starts from now.  

これからゲームの始まりだ。

The first one to get a thousand point wins and the prize is a tank!

最初に1000ポイント獲得したものが優勝だ。優勝したらは戦車がもらえるぞ!

Everyday we’ll announce who’s leading from that loudspeaker.

毎日誰が首位にいるかあそこのスピーカーでアナウンスされる。

******

絶望的なときに父親グイドは、冗談めかした適当な通訳をすることでジェズエ少年は怖がらせることなく楽しみと希望を持たせてくれたのです。

まとめ

ジェズエ少年は最後まで恐怖におびえることなく父グイドの言った通り本物の戦車に乗ることが出来ました。これは父の優しさと力強さがあったからこそと思える映画です。

悲劇的な状況のあと現れた戦車と若い兵士の「乗せていってあげるよ。」というセリフが何とも安堵の気持ちをもたらしてくれます。

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