ディズニー新会社の第一弾!米版『フレンチアルプスで起きたこと』原題:Downhill

コメディ
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ハリウッド映画はここ最近リメイクがブームですよね。ディズニーが買った20世紀フォックスの姉妹会社サーチライト・ピクチャーズからの第一弾も2014年に公開されたコメディ映画のリメイクのようです。

今回紹介する映画『ダウンヒル/Downhill』というのは2014年に公開されたスウェーデンの映画『フレンチアルプスで起きたこと』のアメリカ・バージョンです。

危機と言うのは突然訪れるのが世の常ですよね。自分だったらどういう行動をとるだろう?そんな気持ちを抱かせてくれるブラックでコミカルな人間模様が楽しめる映画です。

決め台詞のように出てくる英会話フレーズも出てきます。 それでは米版『フレンチアルプスで起きたこと』原題:Downhillを観てみましょう。

『フレンチアルプスで起きたこと』原題:Downhill

(c) Searchlight Pictures

 

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米版『フレンチアルプスで起きたこと』原題:Downhill プロット

家族旅行でオーストリアのスキーリゾート地にやってきたアメリカ人一家。リゾート地でバカンスを楽しむ家族はコテージでランチをとっていたところ、大きな雪崩を未然に防ぐために行われた爆破を目にします。

爆破が起きるとたちまち雪崩がテラスに向かってきます。妻のビリー (ルイス・ドレイファス) は雪崩の勢いに心配になって「あの雪崩は大丈夫なの?」と夫ピート (ウィル・フェレル) に聞きますがピートは「問題ないよ」とどこか頼りない感じで答えます。

雪崩はどんどん迫ってきて周りも騒ぎだしパニックに…。すると、雪崩がついにテラスにくるなり、なんとピートは携帯をもって我先にと逃げ出してしまいます。

結局、その雪崩で大惨事に至ることはなかったのですが、別の意味での惨事が起きてしまいます。

それは雪崩を心配ないと言っておきながら家族(妻と子どもたち2人)を置き去りにして自分だけ逃げ出してしまった夫・父親に対する家族からの信頼や理想像が崩れ去ってしまったという惨事でした。

身からでたサビとはいえ、本能的に危機を感じて逃げ出してしまったピートはバカンスに残された時間の中で家族の長としてのプライドや妻と子どもたちから失ってしまった信頼を取り戻せるのでしょうか…。

Exclusive Trailer for Downhill

ピックアップ英会話フレーズ

Everyday Is All We Have 

ピート夫妻がレストランで出会った夫婦と雑談をかわすシーンに登場する英会話フレーズ

これから公開される映画だけに詳しいいきさつはまだわかりませんが、予告から察するに8か月前に父を亡くしたピート。夫妻は時計の針が単調に刻まれていくような毎日にどこかしら寂しさを感じているようです。

そこで、ため息交じりに胸にぽっかりと穴が空いたような気持ちを表現して

You lose your parent and a ticking gets louder…Everyday is all we have. 親もいなくなって時計の針の音がうるさいと感じるようじゃ…毎日がそれだけかぁ、と虚しくなるよね。

この英会話は、フレーズ単体だとなんだかよくわからない感じですが、前後に虚しい気持ちや愚痴りたいような気分とセットで使うと意味が通じてきます。

世間話するときの定番(とりわけ中高年がよく使う)とも言えかもしれません。

That’s Boom! 

ここはピート夫妻が別のカップルとおしゃべりしているシーンで登場する英会話フレーズです。妻ビリーは、テラスでの雪崩の出来事をはなし肝心な時に家族を見捨てたと夫ピートをなじります。

ここでピートは素直にあの時は悪かったと誤ればよかったのですが、残念ながらピートは口答えしてしまいます。

ピート:I didn’t mean to leave you to be buried. I ran to get a help. 僕は逃げたんじゃないぞ。助けを呼びにいったんだ。

加えて言い訳するような理屈まで言い出してカップルに問いただします。

ピート:How can I run away with ski boots? 大体、スキーブーツ履いたまま逃げれると思うかい?

カップルの女性:Not very well. うまくは行かないと思うけど…。

ピート:Boom!! Exactly.  ブーン!! ほら、そうだろ。

カップルの女性:Regardless I wouldn’t leave my family to die. でも、わたしなら家族を置き去りにしたりしないわ。

ビリー:That’s a boom!!  ほらみなさい!それこそブーンよ。

◎英語メモ: 

ここで出てくる”boom”は、相手の言っていることが正に自分の気持ちを言いあてているときに「ドンピシャだ!」「大当たり!」という感じで使っています。

ウォルト・ディズニーの新会社 「サーチライト・ピクチャーズ」

米版『フレンチアルプスで起きたこと』は先ごろウォルト・ディズニーがメディア王ルパート・マードックが率いる20世紀フォックス、フォックス・サーチライト・ピクチャーズを買収してから公開する第一弾の映画になります。

アメリカのニューヨークタイムズ紙によると、メディア王ルパート・マードック率いるフォックス・ニュース・メディア帝国とは関係がないということをアピールするためにもディズニーはフォックスという名前を取りのぞくということです。

Disney Drops Fox From Names of Studios It Bought From Rupert Murdoch

ディズニーはルパート・マードックの映画会社からフォックスの名を外すことになる

work cited: New York Times

◎英語メモ:

drop ~ from ~を~から取りのぞく

The name change means consumers won’t mistakenly connect the Disney-owned studio with Mr. Murdoch’s polarizing Fox News.

名前の変更はディズニー所有となる映画会社とマードック氏のフォックス・ニュースが混同しないようにすることを意図している。

work cited: New York Times

しかし、「サーチライト・ピクチャーズ」 「20世紀スタジオ」 表記になっているというけれど、予告を見ている限りではFOXの名前はしっかり残っていたりしますが…そのうち変わるのでしょうか。

2014年に公開された映画『フレンチアルプスで起きたこと』オリジナル

オリジナルはスウェーデンの映画で原題は” Force Majeure ”(不可抗力)というタイトルでした。

この映画に出演しているKristofer Hivjuという俳優さんですが、アメリカ版でもスキーリゾートで働く従業員(ひげもじゃの青年)として登場しています。 また、オリジナル作品は第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞しています。

「ある視点」部門審査員賞とは?

ウィキペディアによると、インディペンデント系の映画に送られる賞のようです。ヨーロッパ、韓国やカンボジアそして日本からも受賞作品があります。

1998年、若き才能を認め、フランス国内での配給を支援する補助金を提供することで、革新的で大胆な作品群を奨励すべく導入された 。

ウィキペディアより引用

賞の内容としては「独自で特異な作品」に向けて送られるそうなので映画『フレンチアルプスで起きたこと』は人間のもつ「ある視点」つまり、本能をテーマにしているのでぴったりな映画と言えそうですね。

映画「フレンチアルプスで起きたこと」予告編 #Force Majeure #movie

まとめ

妻からも子どもたちからも信頼を失ってしまったピートですが、どうやって家族の絆をとり戻すことが出来るのか結末が知りたくなるそれとなくブラックな雰囲気で楽しそうな映画です。

実際のところ、惨事はとつぜん起こるものなのでどう動くかはその時にならないとわからないものではないでしょうか。

ピートの行動は確かに褒められたものではないけれど、自分だったらどうするだろう?

と、誰しもが質問されているような映画です。公開が楽しみ(^^♪

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