人間、自信を持って前向きに突進すればなんだってできる?!
たしかに非現実的と言われても、アクションを起こしてみたら意外にも現実になるかもしれません。
映画『ラブ・アクチュアリー』ではイギリスではまったくモテない君のコリンがアメリカに行けばモテまくると自信ありげに語る場面があります。
自信を持ってアクションを起こすことば良い結果をもたらすことがあるという教えが学べるストーリーのなかで学べる英会話フレーズを紹介します。
激しい思い込みも時として現実に?!
イギリスにいたんじゃモテないままで終わる。けれど、アメリカに行けばすぐにモテモテさと冴えないイギリス男コリンは友達のトニーに言います。
0:00-0:18 @ YouTube
コリン:
I have just worked out why I can never find true love.
ここ(イギリス)だと何でモテないのかわかったぞ。
トニー:
Why’s that?
なんでなんだ?
コリン:
English girls.
イギリス人の女の子ばからだからさ。
They’re stuck up, you see.
あいつらお高くとまってるだろ。
And I am primarily attractive to girls who are, you know, cooler, game for a laugh.
俺はもともと明るくてハツラツとした女のことモテるタイプなんだよ。
Like American girls.
アメリカ人の女の子みたいな。
So I should just go to America.
だからアメリカに行くべきなんだ。
I would get a girlfriend there instantly.
あそこなら直ぐに彼女ができるぞ。
それを聞いた友人トニーはお前、アホじゃないかとばかり突き放すものの、コリンはめげません。自分がモテないのはしかるべき場所に居ないからで環境さえ整えばモテモテよだと信じて疑わないコリン。
0:19-0:38 @ YouTube
コリン:
What do you think?
どう思う?
トニー:
I think it’s crap, Colin.
どうしようもない奴だなお前は、コリン。
コリン:
No, that’s where you’re wrong.
違うよ。お前こそ間違ってる。
◎英語メモ:crap ごみ、どうしようもないもの
コリン:
American girls would seriously dig me with my cute British accent.
アメリカ人の女の子たちは俺のイカしたイギリス訛りにイチコロさ。
トニー:
– You don’t have a cute British accent.
お前の話し方のどこにイカしたイギリス訛りがあるっていうんだ。
コリン:
– Yes, I do!
あるよ!
I’m going to America.
俺はアメリカに行くんだ。
トニー:
Colin. コリン。
You’re a lonely, ugly arsehole and you must accept it.
お前は孤独で、醜い野郎でしかない。 受けいれろよ。
Never. I am Colin, God of Sex.
いやだね。俺はコリン。 Hの神である。
I’m just on the wrong continent, that’s all.
俺はただいるべきところにいなかっただけさ。
◎英語メモ: wrong 間違い continent 大陸
トニーの否定的な意見などものともせず、本当にアメリカにくり出していきます。到着するなりアメリカンバーでビールを注文し一息つくコリン。すると…
2:15-3:24 @ YouTube
バーテンダー
Can I help you?
何にします?
コリン:
Yes. I’d like a Budweiser, please. King of beers.
ええっと、バドワイザーを…ビールの王様だよね。
バーテンダー:
– One Bud coming up.
バド一本入ります。
女1(ステイシー)
– Oh, my God.
あらやだ。
– Are you from England?
あなたイギリス人?
コリン:
– Yes.
ああ。
ステイシー:
Oh! That is so cute. Hi, I’m Stacey.
あなたって素敵ね。 わたしステイシーっていうの。
Jeannie?
ちょっとジーニー。
ジーニー:
Yeah?
なに?
ステイシー:
This is…Colin.
こちらコリンよ。
コリン:
Frissell.
コリン・フリッセルです。
ジーニー:
Cute name. Jeannie.
素敵な名前ね。わたしはジーニー。
ステイシー:
He’s from England.
彼、イギリス出身なのよ。
コリン:
Yep. Basildon.
そう。バジルドンから来たんだ。
ジーニー:
Oh. Wait till Carol-Anne gets here.
そうなんだ。待って、キャロルーアンがじきに来るわよ。
She’s crazy about English guys.
キャロル、イギリス人の男に目がないんだから。
*****キャロルがバーに入ってくる********
キャロル:
– Hey, girls.
あら、みんな。
ジーニー:
– Carol-Anne, come meet Colin.
キャロルきて、こちらはコリンよ。
He’s from England.
イギリスから来たの。
キャロル:
Well, step aside, ladies. This one’s on me.
そうなの?!レディース、ちょっとどいてね。彼とお話がしたいの。
– Hey, gorgeous.
へい、ハンサムさん。
イギリス英語は気品があって知的?
アメリカに着くなりとんとん拍子に人気者になっていくコリン。バーの女の子3人に囲まれて「これはなんて言うの?」とブリティッシュ・アクセント(イギリス英語)を披露させられます。
イギリス英語はアクセントのつけ方にどこか気品があって知的な印象を受けるのかもしれませんね。
3:27-3:43 @ YouTube
ガールズ(キャロル、ステイシー、ジーニー):
That is so funny.
すごい楽しい。
コリン:
What
なにが?
-What do you call that?
それは何ていうの?
コリン:
Uh, bottle. [With British Accent]
ボトルさ。(イギリス訛り)
ガールズ:
Bottle. What about this?
ボ・ト・ル?! これは?
コリン:
Uh, straw.
ストロー。
ガールズ:
Straw!
ス・ト・ロー!
ガールズ:
What about this?
これは?
コリン:
Uh, table.
テーブル。
ガールズ:
Table. Oh, it’s the same.
テーブル…あら、テーブルは同じ(発音)ね。
何ともお気楽な雰囲気ですが、アメリカにきて直ぐにイギリス英語が気に入られるとは、友人トニーのネガティブな意見をまったく聞かず実際にアクションを起こしたことでコリンの思い通りアメリカ人の彼女ができました。
まとめ
ラブコメならではのお気楽なシーンながら、恋愛はネガティブに考えるより見通しが立たなくともアクションを起こしたほうが勝ち?という考えが描かれていますね。