タワーレコードの偉業!ドキュメンタリー「All Things Must Pass」に学ぶ英語

実話に基づくストーリー ドキュメンタリー
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NO MUSIC, NO LIFE! で有名なタワーレコード。

アメリカ生まれのタワーレコードは、かつて10億ドルもの売り上げを誇っていた巨大レコードチェーン店でした。

しかし、全米および世界での店舗展開を果たすものの、2006年には日本以外での事業は廃業となりその幕を閉じてしまいます。

今回の使える英会話フレーズとしては、音楽産業における華やかで流行を引っ張ってきたタワーレコードの関係者コメントや創業者ラス・ソロモンがタワーレコードへの思いを語った場面からピックアップした英語フレーズを紹介します。

出典:IMDb

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映画タイトル ALL THINGS MUST PASSとは

 ALL THINGS MUST PASSとは、何か楽しいことや悲しいことはいつまでも続くことはない、いつかはすべて過ぎ去っていくという事を意味しています。

映画のタイトル通りタワーレコードは1960年に創業。若者のあいだで湧き上がる音楽カルチャーの開花や良質なアーティストによる最高のアルバム作品に後押しされ音楽産業におけるポジションを確保し、音楽ビジネスにおいても多大な影響力をもちました。

1960年代、音楽ビジネス・レコード産業において成長したタワーレコード

タワーレコードは1960年にカルフォルニア州サクラメントにレコード店としてスタートし、1968年にはサンフランシスコに進出。

時代はフラワームーブメント、サイケデリックムーブメントなどアートにおける大きなうねりが若者たちのあいだで最高潮に達する時期であった。

この時期にビートルズの発表した「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」というLPアルバムは時代を象徴するような成功を収め、これに追いつけ追い越せとばかりレコード産業そして音楽ビジネスが巨大化していきます。

そして、タワーレコードも レコードの需要が上昇するなかで その波に乗りともに大きく成長していき、レコードからCDの時代ではマドンナやマイケル・ジャクソンなど大ヒット作によりタワーレコードは音楽業界においても存在感を高めていきます。

タワーレコードは時流に乗って大きな成長を体感するなかで、創業者や当時のスタッフが楽しそうに、そして誇らしげに語っています。

職場の雰囲気は仕事そのものが大好きだった彼らの気質みたいなものが伝わってきます。

また、映画の中ではブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン のインタビューを聞くこともできます。

彼らのような大物アーティストたちも新作レコードを漁りにきたり、店内はいつも音楽の話で盛り上がっていたそうでコミュニティーの場としてレコード売り場、音楽産業としての盛りあがりは相当だったようです。

『タワーレコード』ドキュメンタリーから古き良きアメリカがみえる

映画からうかがえる創業者ラス・ソロモンは仲間に恵まれ、運に恵まれ、タイミングも音楽産業が伸び盛りだったころにタワーレコードを創業・運営していました。

実際、ラスの話す語り口調やものごしをみていると人情の厚そうな包容力で一杯な雰囲気がただよってきます。

Dress Code

◎We don’t have a dress code.

 店は服装規定がないんだ。

創業者の粋な方針で店内は服装だ自由だった。

解説:

ドレスコードは文字通り服装規定であり、1960年当時は会社で働く場合、多くが制服または統一感のある服装が求められていました。タワーレコードのように服装規定がないということは新たに働こうとする若者たちには魅力的だったに違いありません。

例文:

Is there a dress code in this restaurant for this moment?

この時間は服装規定がありますか。

Party Atmosphere

◎It was always a party atmosphere.

 いつもパーティー的な雰囲気があったよ。

店の雰囲気を語るスタッフのコメント

解説:

タワーレコードで働く者たちにとって店内は仕事場というよりも毎日パーティーでもやっていたような楽しさがあったようです。その空気感を表現するのにatmosphere(空気、環境)を使っています。

例文:

Even in September, it is still a humid and hot atmosphere.

9月だというのに、まだむし暑いよ。

Right Place At Right Time

◎We just happen to be in at right place at right time.

 俺たちはちょうどいい場所でちょうどいい時を過ごしていたのさ。

解説:

仕事場を愛し誇りに思っていたスタッフのコメントで、仕事が盛り上がっていた頃のタワーレコードをふり返り当時は場所的にも時代的にもぴったりな状況にいたとコメントしています。

例文:

We have to say so long for the time being.

But let’s meet again at right place at right time, shall we?

しばらく離ればなれになるけど、またいつか会おうな。

Think About The Future

◎Let’s think about the future.  

 将来について考えよう。

創業者ラス・ソロモンのコメント

解説:

創業者ラスは事業を辞めることを残念そうに話すものの、未来に向かって考えようと語っています。

例文:

Let’s think about the climate change we’ve been facing in these days.

最近起きてる気候変化について考えましょう。

時代の流れはときとして残酷

大きな成功を手にしたタワーレコードですが、2000年代になると新たなライバル業種との価格競争、音楽配信など新サービス、店を拡げすぎたことによる財政問題など苦しい状況に追い込まれていきます。

創業者ラス・ソロモン含めスタッフたちは事業継続に向けて必死に頑張りますが、とうとう時代の変化という厳しい波にのみ込まれてしまいます。

そして2006年に日本以外の店舗はすべて閉鎖。

ロスは言います

It’s really sad. I’d be a lot happier if I were sitting here and there were records. And music was playing and people were running around and shopping.

店舗を閉鎖するというのは本当に悲しいよ。同じ話をするにしても、レコードに囲まれて、そこには音楽があって、みんなが店内を走り回ったり買い物していてくれたらもっと楽しかっただろうに。

But then again, it’s the past. There’s no way you can change that. Let’s think about what to do the future.

でも、改めて思うのは、それは過去の話だって言うことなんだ。もはや変えることのできないことなんだ。これからどうするか、未来を考えよう!

ラス・ソロモンは2018年他界されました。 享年92歳だったとか・・・まさしく大往生でしたね。 

ドキュメンタリーにみるラス・ソロモンはとても暖かみがあって人がらの良さがあふれる感じの人物だったのは伝わってきます。

アメリカでの事業展開は時代の流れとうまくやっていくことができず会社は倒産してしまいました。

しかし、ラスやタワーレコードの仲間たちはそれでも目いっぱい音楽やカルチャーなどエンタテインメントがとても輝いていた時代のなかで思う存分自分たちの好きなように生きていたと思います。

まとめ

ALL THINGS MUST PASSというタイトルにある通り、楽しいこと悲しいこと其々あるけれど、それらは永遠ではない。だから、常に前を向いていこう!

創業者ラス・ソロモンの前向きながらもがっかりした感じでコメントする姿が時代の変化の厳しさ、残酷さがよく表わされています。

この点が描かれている英会話フレーズをピックアップしてみました。

因みに、このドキュメンタリー映画は名優トム・ハンクスの息子コリン・ハンクスの監督作品です。父のプロフェッション(職業)を引き継ぎコリン自身も役者としてハリウッドで活躍しています。

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