ん?前に同じことがあったような!『12モンキーズ』セリフに学ぶ英語フレーズ

タイムトラベル スリラー・サスペンス

なにか作業をしているとき

「あれ?これって前にも同じようなことがなかったっけ?」

という体験したことありませんか。

デジャヴといわれる不思議な体験…

映画『12モンキーズ』はデジャヴがふんだんに描かれています。

本記事を読むと、『12モンキーズ』のセリフから次のことが学べます。

  • デジャブが起きたときに英語でどう言いあらわすか
  • たとえ言葉「あとの祭り」を英語でどう言いあわらすか
12 monkeys movie poster

出典:Universal Pictures(IMDb)

12モンキーズ あらすじ

Twelve Monkeys (1995)
Bruce Willis in Twelve Monkeys (1995)

1996年から1997年にかけて謎のウイルスが世界中で突然発生。

50億もの人々はウイルス感染によって死滅し、わずかに生存できた人類は地底で生きていくしかなかった。

人類を絶滅ちかくに追いこんだウイルスの正体はなんだろうか?

そして、ウイルスはどこからきたのか?

2035年、科学者たちはウイルスの原因をしらべるボランティアとして囚人ジャームス・コール(ブルース・ウィリス)をタイムマシーンで1996年に送りこんだ。

しかし、未熟な科学者たちや性能が悪いタイムマシーンのせいで1990年に送られてしまったコールは警官に逮捕されてしまう。

そして精神鑑定のため警察にあらわれた医学者キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)の診断によりコールは精神病院行きに…。

コールは自分の父は神だという入院患者ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)の助けで病院を抜け出そうとするが失敗。

鎮静剤を打たれ狭い部屋に閉じ込められたコール。

だが、突然コールは部屋から消してしまう。

タイムトラベルをくり返すうちに、コールは人類滅亡とウイルスには『12モンキーズ』という軍団が関わっていることを突きとめる。

はたしてコールはウイルスが蔓延することを阻止できるのだろうか?

デジャヴとは?

Have I Seen You Someplace?

Twelve Monkeys (1995)
Bruce Willis and Madeleine Stowe in Twelve Monkeys (1995)

デジャヴとは既視感といって、ある行動が初めてであるにもかかわらず、まるで以前まったく同じことをしたような気がする体験のことです。

ウイルスによる感染症が起きた1996年に行くはずだったコールが科学者のミスで1990年に来てしまったシーンを見てみましょう。

精神鑑定をするために警察に訪れコールに話しかける精神医学者キャサリンのデジャブが感じたセリフがあります。

キャサリン:

Have I seen you someplace? 

むかしどこかで会ったことある。

コール:

It’s not possible. 

ありえないね。

I Want The Future To Be Unknown

コールは何度もどこかの場所で人が撃たれるシーンを夢に見ます。

どこかで起きたあの場面はどうしていつも夢に出てくるのか?

精神科医であるキャサリンはコールに

「それは自分の頭の中で起きてる妄想」

と説明しますがコールは信じません。

しかし、状況は一変します。どうにか1996年に訪れることができたコール。

ふたたびウイルスの原因を探すため1990年に出会った精神科医キャサリンを誘拐して協力させます。

ウイルス発症の原因は12モンキーズという軍団がウイルスをまき散らしたに違いないと踏んでいたコール。

だた、首謀者と思われたジェフリー・ゴインズを問いつめたとき、ウイルスはコールの発想だったと言われ混乱します。

いったい自分はどうなっているのか?

精神科医が言うように妄想の中で生きているのか?

ジェイムズ・コール:

I want the future to be unknown. I want to become a whole person.

未来なんてどうだっていい。じぶんがまともなら。

引用:IMDb

現実と妄想の区別が自分でもわからなくなってきたコールは1996年からに蒸発していまう。

いっぽう「コールは精神的に病んでおり妄想の中で生きている」と説いていたキャサリンはコールの話を本当だと信じるようになっていました。

「あとの祭り」を英語でいうと⁈

You May As Well Smell The Flowers

Twelve Monkeys (1995)
Bruce Willis and Madeleine Stowe in Twelve Monkeys (1995)

『12モンキーズ』では、「ボヤいたところで起きてしまったことは仕方がない」

すなわち「あとの祭り」を英語で言いあらわすには言いまわしが学べます。

シーンは、逃げるために映画館にこもって変装の準備をしているときのセリフです。

映画館の映画を観ながらコールは言います。

コール:

I’ve seen this movie before when I was a kid….

子供のころこの映画を観たような気がする。

The movie never changes.  It can’t change.

映画が変わるなんてことはない。変わるはずもない。

But every time you see it, it seems different because you’re different.

でも、毎回映画を観るたびに違って見えるのは自分が変わったからだ。

キャサリン:

If you can’t change anything because it already happened, you may as well smell the flowers.

もし、どうやっても事は良くならない、起きてしまったことはあとの祭りよ。

◎英語解説

may as well+動詞

~したほうがよい

to smell the flowers 直に訳すと「花を嗅ぐ」ですが、ここでは「バタバタしてばかりいないで、花の美しさでも堪能した方がよい」つまり「あとの祭り」解釈しています。

似たような慣用表現としては

・ to stop and smell the roses

・ to seize the day

など、「今をしっかり生きる」という表現があります。

『12モンキーズ』の元ネタはヒッチコック『めまい』⁈

Memai (1958)
James Stewart and Kim Novak in Vertigo (1958)

『12モンキーズ』は、主人公が過去に囚われていることがストーリーの中心です。

過去に起きたことに囚われて混乱していくところはヒッチコック『めまい』の影響がありそう。

まとめ

『12モンキーズ』映画のセリフや名言に学ぶ英語フレーズを紹介しました。

『デジャヴの要素が多分に出てきて、どこまでが現実でどこまでが妄想なのなか混乱させるストーリーが面白い映画です。

『12モンキーズ』をとおして、なにか作業をしたり、誰かに会ったりと、行動そのものはまったく初めてのことなのになぜか昔おなじことをした気がするという経験デジャヴを解説しました。

英話フレーズ “You may as well smell the flowers.”「あとの祭り」という表現がユニーク。

すぐさま理解できるとは言えませんが、面白い言いまわしの英語フレーズとしてぜひ覚えてください。